採用力強化で会社を拡大移転するほどの急成長!不動産会社のプロ人事活用例
「プロ人事と一緒につくりあげた採用の成功体験によって、組織づくりの推進力がUP!未来にワクワクしています」
「THE QUALITYーー 物件、サービス、アフターフォロー、会社、従業員、我々の行う全ての活動のQuality(クオリティ)を追求する」という経営理念を掲げ、不動産売買、仲介、賃貸、管理、不動産コンサルティング事業を展開する株式会社OMNIA様。
コロナ禍からアフターコロナ期での採用市場の変化を感じられる中で「アフターコロナで魅力の打ちだしに迷っていた」「採用活動を外部アウトソースに依存していたため、自社にノウハウがなかった」という人事課題に直面されたとのこと。その解決のためにCrepe社の「すごい人事パートナー」を導入いただきました。サービス導入の決め手や、導入後の改善や経営への影響について、お話をお伺いしました。
人事を業務委託で依頼することを検討されたきっかけは?
■ご検討当時の状況についてお聞かせください
これまで新卒採用は他社のお力を借りて説明会から内定出しまで一任していました。起業当時はスムーズでしたが、会社が成長していわゆる「ベンチャー企業」ではないフェーズに差し掛かり、徐々に母集団形成に難航するようになりました。特にコロナ禍でオンライン説明会に切り替えなければならなくなったことにより、学生さんと対面することで会社の勢いを生で感じてもらえていた弊社の本来の強みが活かされず、23卒の採用は苦戦しました。
学生さんが集まらない、強みが発揮できないという新卒採用での課題感と合わせて、会社の成長フェーズを考えると自社の人事部を確立させたいという想いもあり、「自社で採用を完結できる人事部を育てたい」という状況で、一緒に取り組んでもらえるパートナーを探していました。
■他社と比較した上で、Crepeに依頼した決め手は何でしたか?
実は他社との比較ではなく、Crepe社のお話を一回聞いてマッチしたと感じたのでそのまま導入を決めました。特に印象的だったのが、商談の中で「外へのアウトソースではなく、社内に入り込んで、一緒に課題を解決していくから、成長スピードを早めることができる」というお話があったのが、すごくいいな!と思いました。
たしかに、他の会社で頼んだとしても成長スピードはそれほど変わらないだろうけど、Crepe社に頼んだら人事・採用の経験者がジョインして一緒に取り組むことによって、成長スピードが何倍にも早まりそうだなと感じました。
また、これから人事を任せたいと思っている若手社員がおりまして、支援に入る方を紹介いただいた際に「この人みたいになってくれたら会社が強くなるな!」とその社員のお手本になってもらいたいと感じたのも決め手となりました。
「すごい人事パートナー」を導入後に実感した変化とは?
■人事業務委託の稼働が実際に始まってから、どんな変化を感じられましたか?
最初は正直、着いていくのがとにかく大変でした(笑)というのも、本来我々が求めている学生さんを採用するためにやるべきことがたくさんあり、これまでのやり方も一旦は捨てる作業が必要でした。これまでのやり方や自社のプライドもあって、社内には戸惑いもあり苦戦したと感じています。
例えばインターンシップもやったことがなかったものの一つでしたが、ぜひやりましょうと提案をいただきました。工数が増える割にいきなり内定に直結するような部分ではなかったのでためらいもありましたが、結果としては取り組んでよかった施策の一つです。
最初は「こういう学生をねらっていきましょう」という提案にピンと来ませんでしたが、今年のテーマとして「会社を次のステージに導くために、全部いろいろやってみて型を作ろう」というテーマを掲げ、一つ一つの提案には納得して進めることができました。
そしてとにかく信じて着いていった結果、24卒は【3月末〜7月上旬の採用期間で内定14名】だったところから、25卒は【10月下旬〜2月上旬時点で内々定11名】まで到達することができました!非常に満足のいく採用結果を得ることができ、かなりワクワクしてるんですよ。これは会社が成長しそうだ、これなら良い人材を獲得できそうだと、会社経営していて非常にやりがいになるし、導入してよかったなと感じています。
■当初の採用課題解決に向けてどれくらい近づきましたか?
新卒採用については、今まさに内定を出して承諾を待っているタイミングですが、非常に手応えを感じています。どういう人物像を採りたいかを改めて見直し、さらに開始時期を24卒は3月開始だったところから、25卒はサマーインターンの夏開催と前倒したことで、最初から採用すべき学生層をターゲットに採用活動を進めることができました。
昨年までは、エントリーいただいた学生さんの中から人物像を検討していた状況でしたが、今年は先に人物像を決めて「最初からこういう人たちを採用しにいくんだ!」と動けたことが大きかったと思います。施策が増えて大変だった時期もありましたが、今年は採用に焦る状態から脱却して余裕が出てきた上に、本当に欲しい人材が採用できたと満足しています。
また、新卒採用と合わせて中途採用もお任せしていたのですが、一番変化を感じたのはスピード感ですね。中途採用は事業スピードに応じて変化し、また女性も多く活躍しており、育休産休などで離れる社員もいるため、採用したいなと思ってから即日募集くらいのスピード感でやってもらえているのはありがたいし、採用のチャンネル数も1箇所から複数箇所に増やしていただき、22年度の媒体・エージェントの応募総数が約70名に対して採用は0名でしたが、23年度は応募総数が211名、4名を採用することができました。求人票や会社の魅力の打ち出し方も徹底的にアドバイスをもらって文面をアップデートしたことで、ギャップもない募集ができているし、入社後の定着も早いと感じています。
また面接工数の削減にもなっていると感じますね。書類選考段階で精度の高いスクリーニングをしていただけるので、人物像に近い方のみを紹介いただけて、かつ職務経歴書で評価ポイントを細かく推測・補足のコメントを付けていただけるので、面接もやりやすくなっています。
人物像について日頃からコミュニケーションを取っているため、「この人が採用できると会社がこう変わるんじゃないか?」といった提案をしてもらえるのもありがたいですね。短期的な採用の話だけでなく、中期・長期での人事や経営の話から逆算して人事領域を組み立ていくこともできるので、経営者としてイメージしやすいなと感じています。採用は経営のインパクトも大きな部分ですから、「これからの会社」「今後の会社の成長」を見据えた視点を持っているパートナーとして頼れる存在になっています。
採用の成功体験や、これから入社してもらえる人材にワクワクしていて余裕を感じられることで、かなり組織づくりの推進力がアップしていてポジティブになれています。実は今年、オフィスを拡大移転するんですが、そのような思い切ったチャレンジに繋がっていると感じます。
一緒に働いている人事部の若手社員も非常に刺激を受けているようで、仕事の段取りや働き方など仕事に対する意識が変わってきています。この前も「彼女が私の目指す先です!」と話していて、お手本になってほしいという当初の期待以上に、上司でありメンターにもなってくれたと感じています。ベンチャー企業の規模だと社長直結という距離感の近さは良さでもありますが、自分の仕事のロールモデルを見つけるのは難しいので、それも外部人材にジョインしてもらって一緒に働く価値の一つだと思います。
■今後さらにCrepeへ期待していただくことはありますか?
新卒採用については、もうすぐ1年なので次は型をつくるフェーズとして、今年度の経験を次年度の計画へ落とし込んでいきたいです。またそれと合わせて、内定者研修や新卒社員の入社後研修なども力を入れていきたいですね。
また中途採用では、面接官の教育など社内の採用体制の強化も考えていて、「良い人がいたら…」ではなく「こういう人をとっていこう」と積極的に採用したいですね。採用強化と合わせて、受け入れる体制の強化や働きやすい環境づくりにも力を貸していただければと思います。
人事部の若手社員の育成にも携わっていただいているので、「これからどういう風に伸ばしていこうか」と打ち合わせしているのですが、今後はメンバーも拡大して人事総務部として組織化していくことも考えています。今弊社には人事総務部の型がない状態なので、客観的なアドバイスでなく、弊社の中に入って一緒に考え動いてもらっているので、会社としても大きく成長できるなと感じています。
「すごい人事パートナー」をどんな会社に勧めたいと思いますか?
■どんな採用課題を持つ会社に勧めたいと思いますか?
採用を自社でやっていきたい会社、特に人事部門を育てたい会社には「社員になってもらうような支援スタイル」が合うと思います。採用には時間もお金も投資しないといけないので「組織を作りたい、先を見て会社を拡大していきたい」と妥協したくないと思う経営者であれば、しっかり成果を上げられると思います。
また代表や経営者のパートナーとして一緒に仕事してもらえる方が、より価値を実感しやすいとも思います。やってみて思ったのは、人事の役員がいるような心強さ。人事戦略や今後のビジョンを描くのも前よりやりやすくなったと感じています。人事の役員や経営的なパートナーとして今後とも頼りにしています。
「すごい人事パートナー」プロ人事から見た、OMNIA様の魅力とは?
編集後記
インタビューを通して、採用に自社で全力コミットする会社の強さを感じました。「採用できた人にワクワクして、余裕を持てるから思い切ったチャレンジができる」といった言葉からは、採用支援が採用成果に留まらず、経営者の心のゆとりや前向きなビジョンに繋がっている様子が現れています。「企業は人である」「採用が企業の成長を後押しする」とはよく言われますが、それをそのまま実現されている会社だと感じました。
一見、外部からの人事支援を専門にするビジネスモデルと矛盾するようですが、実は自社採用の強化のためにプロ人事の導入を希望されるケースは弊社では多く、「一緒に数年後の自社採用を見据えて走ってもらえる」「社員には言えない人事課題を相談できる」といった経営者のカウンターパートとしての役割も大きいです。
また、バックオフィスにそこまで人員を割けない反面、若手社員が日々の業務に手一杯になってしまい、やり方は手探りで実は不安も抱えている…これもベンチャー企業様によくあるお悩みではないでしょうか。社内の上司ではなく外部のプロ人事だからこそ、そんな人事の若手社員は心を開きやすく、お手本や支えになり、またキャリアパスを示すことができる存在として活用していただけるのかもしれません。
守りではなく攻めの採用、今後はそんな人材がさらに活躍し続けられる環境づくりに注力されるとのことで、ますます会社成長がドライブしていく中、引き続きCrepeもそのパートナーとしてお力になりたいと思います。