#13 そんなことは百も承知だけれど、休めないあなたへ ~体力・精神力がないまま生きる~
こんにちは、ゆきなです。
今日は「じゃあ、どうすればいいの?」へのアンサーではなく、「こういう生き方がいいよね」「私はここを目指しているよ」っていう話をしようと思います。今回の内容は、〝普通〟の人には理解できなくて当然です。これは今現在、精神疾患やいじめ、虐待に苦しんでいて、息をするだけで精一杯なあなたに贈りたい内容になっています。
あなたは、なにも行動できていない自分に焦りや怒りを感じることはありますか?
わたしはあります。過去には、一人暮らしを始めたいのになかなか始められず、イライラモヤモヤ… 強烈な焦りもありました。一人暮らしのことを考えるとひどく落ち込み、自己嫌悪が増す日々でした。
今でも仕事や英語の勉強に対して焦ったり、イライラしたり、落ち込んだりしてしまいます。
そんな私が考える、「体力のないまま、ゆっくり生きるライフスタイル」について今日は共有させていただこうと思います。
行動にはエネルギーが必要
ご飯を食べる、トイレに行く、お風呂に入る、人と会う。どんな行動でも、なにか行動を起こすには膨大なエネルギーが必要です。身体的なエネルギーだけではありません。精神的なエネルギーもたくさん必要です。
そして、今つらくて死にたいと感じたり、楽になりたいと感じている人は、身体的なエネルギーも、精神的なエネルギーも枯渇しています。
だから「まず、休んで回復を目指しましょう」というのが世間一般にいわれることですが、わたしはあえてこう言いたい。
多少休んだくらいで回復はしないし、休める環境をつくることすら簡単にはできない。それに、回復するまで休んでいたら人生なんてあっという間に終わってしまう。
これは今も自分の身をもって体験し続けています。「休みましょう。回復を優先させましょう。」が通用するのは、元々健康で戻る場所を知っている〝普通〟の人だけです。
子どもの頃から精神疾患を患っていたり、ずーっと体調が悪くて健康がわからない人には通用しません。回復といわれても、どこに戻っていいかわからないんです。体調が悪いままじゃなにもできないといわれても、助けてくれる人もいないし、生きていかなきゃならないんです。
精神科のお医者ですら、「まずは、回復を」の一点張りで本当にイヤになるし、自分が生まれた環境や自分自身を恨むほうに進んでしまいます。
他者の考えに飲まれやすい
〝普通〟がわからない、できない、毎日つらくて息をするだけでいっぱいいっぱいの人。もしかしたらあなたは、自分と他者との境界線がない(あいまい)というよりも、子どもの頃に自分を形成することができず苦しんでいる人かもしれません。
もし、「もしかしたら、そうかもしれない」と感じた方にぜひ、知っておいてほしいことがあります。
あなたは自分の意見を大切にできない環境にいた影響で、他者から意見されたとき、その意見が良くても悪くても必要でも必要なくても、相手の意見が100%正解になってしまいます。痛みや恐怖で、そう考えるように洗脳されてしまっています。
ひたすら過去と向き合い、だいぶ改善してきた私ですら、いまだにこのルールに縛られています。
これは叩き込まれたルールです。あなたが悪いわけでも、弱いわけでも、間違っているわけでも、失礼でも、ダメ人間なわけでもありません。
これだけは知っておいてください。長い時間をかけて、痛みと恐怖とともに叩き込まれ、教育されたルールはそう簡単には修正できません。だから、この事実(↑太字部分)を知っておいてほしいのです。
休んでも休めなくても、どっちもOK
ここまでのことを知ってもらったうえで、あなたに贈りたい言葉。休んでも休めなくても、行動しても行動できなくても、どちらでも大正解、OKです。
「なにがいいたいの?」と感じる方も多いかもしれませんが、結論はもう少しだけお待ちください🙏
なにが、どうでも、いいんです。
今あなたがここに生きて、存在していることだけでわたしはとても嬉しいし、そんなあなたにいつかお会いしたい。一緒に今を生き抜いて、いつか笑顔のみなさんにお会いしたいと心から思っています。地獄を生き抜いたあなたと、笑顔でこれまでの健闘を称え合い、未来のことを語りたい。この目標は、わたしがこの発信活動を通して実現したいことの1つです。
今はそんなこと、想像もつかないと思います。それでOKです。だって、この目標は私が勝手に掲げている大きな夢だから。いいんです。白い目を向けてしまっても、わたしには関係ないと拒絶してしまっても。
わたしはここまで読んでくれたことを本当に嬉しく思います。
もし、今が本当に苦しくていのちの電話に電話したいと思っている方は、わたしにLINEください。テキストではありますが、無料で相談にのります。下心はありません。過去の自分が求めていたものを今苦しんでいるあなたにただただプレゼントしたいんです。
つらいとき、死にたいとき、人からもらう一握りの優しさがどれだけ嬉しいか、生きる希望になるか、私はよく知っています。だから、私のできる範囲でではありますが、あなたの力になりたいんです。
つらいときはぜひ、死を選ぶ前にこちらのLINEに連絡ください。
イギリスと日本の時差はちょうどいい感じなので、深夜でも早朝でもすぐに返信できると思います。遅くても24時間以内には返信させていただきます。
大丈夫、あなたはひとりじゃないから。
体力・精神力はないままでいい
わたしは戻る場所のない人なので、体力・精神力はとっても低いです。そのせいで、今までいろんな人に弱いだの、強くなれだの、気にしすぎだの、トレーニングしろだの、いわれてきました。
いわれるたびに相手の考えに飲まれ、そうなれていない自分がダメでクズなんだと思っていました。しかし今、海外に住むことで、少しずつ過去の洗脳から解かれつつあります。
〝普通の人〟がいう「ああしろ、こうしろ」「こうでないとダメなんだ」という意見はだいぶ無視できるようになりました。だって、生まれてきた環境も与えられたものも、何から何まで違う、恵まれていることにも気がつかない恵まれた人間の話はなんの参考にもならないから。
相手の状況も、性質も、なにもかもが見えていないどころか、存在していることにも気がついていない人間のいうことなんか、害でしかないから。
わたしは体力も精神力もないまま生きます。ないままで、自分の理想をおいかけます。ないままで、たくさんの夢を叶えます。他人にとやかく言うだけしかできない人の何十倍も夢を叶えて、何十倍も幸せになります。
そして、だれかの犠牲になって苦しんでいる多くの人を自分と同じステージにぐんぐん引き上げます。それでいい、それがいいんです。
おわりに
最後までお読みいただき、誠にありがとうございました。少しずついいねもフォローも増えてきて嬉しいかぎりです!
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