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今日の1曲~ザ・ルースターズ「SOS」。

 ザ・ルースターズのアンソロジー・ボックスはなかなか1枚とか1曲だけ聴くのには適してないんですが、どうしても久しぶりに聴いてみたい曲があったので、無理やり引っ張り出してみました。
ザ・ルースターズの最初の12インチ・シングル「SOS」です。
この曲は大江慎也さんが脱退して、花田裕之さんがヴォーカルを担当するようになって、下山淳さんはサウンド作りでの役割が大きくなったわけです。

 この曲、初CD化されたのは1986年発売の『ベスト・コレクション』で、12インチの残りの曲「SUNDAY」と「OASIS」は1987年に発売された『ネオン・ボーイ』のボーナス・トラックとして収録された記憶があります。
ちなみにこの曲は大江さんがヴォーカルを担当する前提で作られたのだとか。

・ザ・ルースターズ『THE ROOSTERS(Z) OFFICAL PERFECT BOX “VIRUS SECURITY” SUB OVER SENTENCE.』付属の紙ジャケット

 今朝、なかなか寝付けなくて、ザ・ルースターズのベスト盤を聴いていたら、「SOS」が流れてきたんですけど、それがあまりにも細い音だったので、今アンソロジー・ボックスで聴き直しています。
リマスター効果がはっきり出ていて、曲のよさがちゃんとわかる仕上がりですよ。
「SUNDAY」や「OASIS」もバンドの音になっているのが嬉しい感じです。
正直、3曲ともリマスター前のベスト盤で聴くとかなり悲しくなる仕上がりだったのが、ようやくバンドの作品として聴けるようになったと思うのです(すみません、でも正直な感想な)。
ある程度はイコライジングしなくても、音量を上げることで解決しそうなものなんですが、ベスト盤収録の「SOS」(は特に)聴くとガッカリする感じになっているように思うのでした。。

 「SOS」のP.V.を貼ってみましたが、これも音が細いですねー。
この曲、リアルタイムで12インチを買った記憶がないんですが、確かラジオで聴いたのを録音して買わなくていいと判断したような記憶がうっすらとありますね。。

 次の12インチ「ストレンジャー・イン・タウン」は買ってますから、曲自体もそれほど好きじゃなかったかもしれませんね。
あ、12インチ・シングルが結構発売された時期だったから、必然性を感じなかったと思ったような感じがあったかも?
佐野元春さんや伊藤銀次さんに杉真理さんもリリースしていて、それらはダンス・ミックスとかだったから、比べちゃうとえらく地味だと思ったんだ。すみません。。

 しかし、浪人していた時期なのにレコードは頻繁に買ってたな。予備校の近くに大型の電器店があったのがよくなかった。。
勉強に力が入らなかったのは全て私が悪いのですが。。

 1985年がアナログ盤を買っていた最後の年なんです。
大学に入ってCDラジカセを買ってから、12インチだけ友達にダビングを頼んで、アルバムは基本CDを買うようになったのでした。
あの頃の刷り込みが強くて、未だにアナログ盤には手が出ないのでした。
これからアナログ・プレイヤーを買うこともないはずですし。。
いつかいい音悪い音、CDかアナログ盤か、その辺について、私の考えをまとめようかな?と思いましたが、トラブルの種になりそうなのでやりません。

 ではまたー。

 


 

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