獲物の分け前〜フリッパーズ・ギター『TREASURE COLLECTION』
つい最近、某通販サイトで欲しいなCDが出品されていて、同じ出品者の方が出品していた中にこれがあったというわけです。
お目当てのCDはかなりお買い得でしたが、これとまとめ買いしたら、このCDも相当お買い得になったというわけです。
このCDについて雑誌「クイック・ジャパン」の特集で触れていたのを思い出して、あの値段なら買いと判断した私です。
じゃ、行ってみよー。
・フリッパーズ・ギター『TREASURE COLLECTION フリッパーズ・ギター BEST』(PSCR9915/ポリスター)
特にこれでしか聴くことができないヴァージョンや楽曲が収録されているCDではありませんし、正直選曲もイマイチかな?とか思ってしまう内容ですね。
まー、強いてストロング・ポイントを挙げるとすると、ファースト・アルバム収録曲である「GOODBYE,OUR PASTLES BADGE」と「THE CHIME WILL RING」がオリジナル盤だとイントロが前の曲と被ってしまうところが、なんとか独立した形に聴こえるという部分ですかね。無理やり感がちょっと強いんですが。
引っ越しの際、ファースト・アルバムを紛失してしまいましたから、こんな感じでも聴ければいいか程度に納得させようとしてます。
一昨日の記事で書いた通り、「ミュージック・ステディ」と「ワッツ・イン」で取り上げられていたこともあってリアルタイムで買ってますね。彼らのファーストは。
ネオ・アコースティック自体はアズテック・カメラとかオレンジ・ジュース程度を知っていたくらいでしたね。
1990年に大学を卒業して就職した会社で家電売場の担当になって、好き勝手音楽を聴きまくっていた中に彼らのシングル「フレンズ・アゲイン」もありましたね。
アコーディオンとゲスト・ヴォーカルで参加していた元ピチカート・ファイヴの佐々木麻美子さんがあまりによくってパワープレイしてたら、上司や同僚からの評判がよろしくなかったらという。
その直後にドラマ主題歌に使われます途端、手のひら返しされましたけどね。プンプン
将来的にはソフト売場担当したいとかの目論見があったので、流す音楽やソフトに関する勉強は常にしてましたね。
まー、地下に外資系のCDショップがテナントに入ったり、ソフト売場は予算額が低いということで専任にはできないと知ることになりますが。。
このCDで「フレンズ・アゲイン」を聴いてみようとしたら、入ってない。。
ガッカリしながら「GROOVE TUBE」を聴いて気分を上げました。
このシングルは職場でよく流しましたねー。評判よかったし、私も大好きでした。
会社勤めは上司(家電売場のトップ)と関係がよくなかったこともあって、あっさりと退職してしまいました。バブル崩壊が始まっていたのにも関わらず。
見通しの甘さや流されやすいのは若い頃から現在まで続いてますね。
彼らの音楽を聴くとそんな時期のことを思い出して苦々しい気分になってしまいますが、好きな音楽はそんな中でもずっと好きなままなのでした。それだけが救いですね。
ではまたー。