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獲物の分け前~「レコード・コレクターズ 2023年6月号」編

 昨日、家族をかかりつけ医に届けてから、書店に寄ってこの号を購入しました。
私が住んでいるところはマンガ雑誌以外の雑誌、ファッション誌や専門誌、単行本などは発売日の翌日以降に入荷するのでした。
品出しをしているところに購入の意向を伝えたら、なんと「レコード・コレクターズ」をそうするところだったので、1冊受け取ってすぐレジに向かいましたよ。

・「レコード・コレクターズ 2023年6月号」(ミュージック・マガジン)

 最新号はアナログ再発させる山下達郎さんのRCA/AIR時代の作品紹介がメイン特集ですね。
この時期の作品が山下さん自身が監修する形で再発されたのは2002年だった記憶があります。
あの時はメイン特集ではなくて、第2か第3特集でした。
樋口康雄さんの特集も同じ号だったような。。

 ちなみに兄弟誌である「ミュージック・マガジン」の最新号も山下達郎さん特集だという。
G.W.中に書いた記事のリンクを貼っておきますか。

 でも、今日取り上げたいのはムーンライダーズの岡田徹さんの特集なのです。
今年、2023年2月14日に岡田さんが亡くなられて、そのことをTwitterのタイムラインで知った私はかなり動揺しながら、noteに記事を書いています。

 岡田さんの書く曲のファンでしたし、ムーンライダーズのメンバーでは岡田さんがプロデュースしたアーティストに好きな作品が多いのでした。
私のマガジン化している記事の「日本のロック、ポップスの隠れ名曲、名演コレクション」では、岡田さんのソロ名義やプロデュースした作品を続けて紹介していますね。

 岡田さんがプロデュースしたアーティストだと、野田幹子さん、ナーヴ・カッツエ、チロリン、パール兄弟にPSY・S辺りは本当に大好きで、アルバムのほとんどを購入したり、できる限りはライヴに通ったことを思い出します。

 この特集の村尾泰郎さんと澤部渡さんの文章がまた素晴らしい。
そして、岡田さんが制作に関わった作品をピックアップしたものやソロ名義や関連ユニットなどのリストも力作ですね。
もし可能でしたら、『岡田徹のいい仕事』という形でフィジカルを発売してほしいものです。
それがもし不可能だとしても、プレイリストという形でまとめることが必要かもしれない、と思うのです。

 そういえば、今月号のトップ記事である山下達郎さんのRCA/AIR時代の作品に岡田さんは参加していますね。
アルバム『SPACY』収録「きぬずれ」でアコーディオンを弾いてます。
元々大好きな曲でしたが、雑誌『TECHII』の連載で小西康陽さんが絶賛していたのを読んでから、私にとって更に特別な曲になりました。
esqこと三谷泰弘さんがEpisodeシリーズで取り上げていたのも印象的です。

 こうして普段考えない繋がりを考えることができるから、雑誌好きになったわけですし、素晴らしい雑誌を大切にしたいと思うわけです。
山下達郎さん、岡田徹さんに深く感謝します。ありがとうございます。

 ではまたー。

 


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