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読書日記〜「Guitar Magazine JUNE 2024 証言構成 ティン・パン・アレーの真実」

 部屋の掃除をしていたら、あまり見覚えの雑誌が出てきました。
確か初めて入院した時にやたら雑誌やCDを買ってた時期に購入したものという記憶はありますが、正直内容はあまり頭に入ってないので、この機会に読み直しましたよ。
じゃ、行ってみよー。

・「Guitar Magazine JUNE 2024 証言構成 ティン・パン・アレーの真実」(リットーミュージック)

 「Guitar Magazine」自体はあまり購入したことなかったんですよねー。元々プレイヤーではなかったわけですから、譜面や奏法については全く興味なかったのでした。

 正直、某大手新古書店で格安で古本を入手できるようになってから、興味ある特集の号は買うようになったわけです。
この号はティン・パン・アレー特集なら買うしかないと判断して、病院から注文して買ったのですが、その時はかなり厳選したCDしか持参しなかったのでティンパン関係のものは一枚もなかったから、帰宅してCDをチェックしながら読むことにしたわけです。

 退院してからは部屋の掃除や整理をすることが優先になってしまった上に、何度も体調不良に苦しむことになり何度も再入院することになってしまいました。
ようやくティン・パン・アレー関連ミュージシャンのCDの整理に取りかかれたので、CD聴きながら読むことができたわけです。

 南佳孝さんの初期のアルバムはそれこそ中学生の頃から愛聴してましたねー。
『摩天楼のヒロイン』、『忘れられた夏』、『サウス・オブ・ザ・ボーダー』位まではベスト盤含めてかなり聴き込みました。
『摩天楼のヒロイン』はキャラメル・ママ以前、松本隆さんプロデュース作品ということもあって、はっぴいえんど関連というイメージもありますし、『忘れられた夏』はベースが小原礼さんでしたから、ティンパンというよりスカイだったりジャズ・ミュージシャンが演奏している印象もありましたね。
『サウス・オブ・ザ・ボーダー』はティン・パン・アレーが充実していた時期な上に、坂本龍一さんが参加したことによって、YMOとのブリッジ的印象が強いです。
ティン・パン・アレー〜YMOの移行期間の優れたアルバムという点では、ブレッド&バターの『レイト・レイト・サマー』と並ぶ作品だと思います。

 吉田美奈子さんとティン・パン・アレー(キャラメル・ママ)といえば『FLAPPER』が人気ありますし、代表作だとは思いますが、個人的には圧倒的に『扉の冬』が好きなのでした。
正直言うと『扉の冬』と同じ位に『素晴らしき船出』が大好きなんですよ。
まー、その時代時代の変化があるからこそ、吉田美奈子さんの現在があるわけなんですが。こればっかりは変えられません。すみません。

 矢野顕子さんはやっぱり『Japanese Girl』が浮かぶわけなんですが、リトル・フィートやムーンライダーズ、あがた森魚さんの印象も強いわけですからね。難しいです。
ベスト盤に収録された発掘音源や近年のさとがえるコンサートがありますから、最近(?)はティン・パン・アレー色が強いけど、YMOとの印象の方が強いですね、正直言いますと。

 荒井由実さんといえば『ひこうき雲』と『ミスリム』に尽きますね(あくまで個人的好み)。
今はベスト盤と『ミスリム』初CD化(?)しか持っていないので、あの2枚たけでもリマスタリングされたものを買わなくてはいけないと思ってますが、なかなか難しいです。

 ティン・パン・アレー関連のCDは割と持っている方かもしれませんが、重要作品でも持ってないのもありますからね。
まだまだ頑張ります。

 ではまたー。

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