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ケースから一掴みの5曲~高浪敬太郎編。
昨日は高橋ひろさんだったので、今日は高浪敬太郎(当時)さんにしますね。
ひろさんと高浪さんのCDは同じケースの中に入っているので、探す必要がないんですよ。
実は昨日、CDをしまっていた時に決めてました。
高浪さんのCDはピチカート・ファイヴとarcorhymeのCDとは分けて置いてますから、ホントなら選びたかった「バナナの皮」や「カップルズ」、「空飛ぶ理科教室」は入れられないんですよね。残念です。。
例によって、高浪さんには素晴らしい曲が色々あるので、マイベスト5というよりは並べて聴くならこんな感じということですね。
ノンストップでこうして聴いてみたい曲順だと思っていただけたら嬉しいです。
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・高浪敬太郎「書きかけのlove letter」
from album 『life-size rock』(COCA-12684/コロムビア)
このアルバム、久々に聴いたんですが、クレジットを見てビックリしました。
ドラムスは当時カーネーションの矢部浩志さんだったんですね。なぜか忘れてました。。
ベースは湯川トーベンさん、ギターと編曲は鈴木智文さん、キーボードは中山努さん、シンセサイザーは坂元俊介さん、ギターパーカッションは三沢またろうさん、ハーモニカは川口義之さんです。
つまり高浪さん関連のライヴに出演したことが多い人が参加しています。
作詞・作曲は高浪さん自身です。このアルバムのほとんどの楽曲は作詞を高浪さんが担当しているのが特徴だと思います。
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・高浪敬太郎「愛の壊し方」
from album 『 SO SO…..』(COCA-10957/コロムビア)
この曲の作詞はムーンライダーズの鈴木慶一さん。確かこの歌詞を書く前に高浪さんに色々取材したと慶一さんが話したことが記憶にあります。
慶一さんの「ア・イ」と近いテーマの歌詞で、曲の雰囲気もなんとなく近いような感じがしますね。
ファースト・ソロ・アルバム収録曲なのですが、このアルバムは参加メンバーがかなり絞られているのが特徴です。
編曲とキーボードが細海魚さん、ベースは荒木晋さんと世奇音光さん、ギターは一番参加している人が多くて、松田文さん、鈴木智文さん、ヒートウェイブの山口洋さん、斎藤誠さんに世奇音光さん、コーラスに高橋ひろさん、ゲスト・ヴォーカルには寺本りえ子さんとアンナ・バナナさんが参加しています。
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・高浪敬太郎「颱風とミニスカート」
from album 『EVERYBODY'S OUT OF TOWN』(COCA-11871/コロムビア)
このセカンド・ソロ・アルバムからシングル・カットされた曲はないのですが、この曲のプロモーション用の8cmシングルが存在します。
このアルバム、プロデュースは高浪さんと智文さんで、後のKC'sにつながる作品だといえますね。
この曲の作詞は森雪之丞さんで、アルバムの大半は雪之丞さんが書いています。
サイド・ヴォーカルは寺本りえ子さんと新居昭乃さん、ギターに智文さん、キーボードには細海魚さん、フリューゲルホルンに木幡光邦さん、サックスに竹上良成さんという顔ぶれで録音されていますね。
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・高浪敬太郎「ゆかいにあしたも(for スクービーの大冒険)」
from best album 『 well,better,best 1993/1995』(COCA-13548/コロムビア)
この曲はベスト・アルバムが初出なので、ミュージシャン・クレジットがないんですよね。。
(追記:ピチカート・ファイヴのみならず関連の音楽まで研究しているCytoronさんによりますと、この曲の初出は「ハンナ・バーベラ」のトリビュート・アルバム『we love hanna-Barbera vol.1』ということでしたので、改めて訂正させていただきます。
高浪さんはこの曲以外にも参加しているそうなので、検索してみたところ、なかなか入手困難な模様です。Cytoronさんありがとうございます
ちなみに初出の盤のブックレットにもミュージシャン・クレジットは掲載されてないそうです)
編曲は高浪さん自身で作詞は黒崎あかりさん。黒崎さんについて調べたところ、影山ヒロノブさんにも歌詞を書いていた程度しかわからなくて。。情報お待ちしております。
曲を聴いた印象としてはグッドタイムミュージックという感じですかね。
高浪さんがまたソロをやるとするならば、こういった曲を聴きたいです。
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・高浪敬太郎「回転扉」
from album 『 EVERYBODY'S OUT OF TOWN 』(COCA-11871/コロムビア)
この曲も作詞は森雪之丞さん、編曲は智文さんですね。
arcorhyme時代に廃校を利用したライヴ・スペースで演奏されたのがとにかく印象に残っています。
歌詞に「図書館」や本について触れられているのが、またいいんですよね。
個人的には「空飛ぶ理科教室」も聴きたかったのですが。
あ、arcorhymeのカフェ・ライヴがあがた森魚さんとウィンクサービスのCSVでのインストア・ライヴと同じ月で同じ日(確かちょうど20年後?違うな)だったこともあったことを今思い出しました。
高浪さんというかarcorhymeについてはほとんど追っかけだったので、色々思い出や思い入れがあるのですが。。
いつか軽くお酒を飲んでいたなら話せるかもしれませんね。そんな感じです。
明日も同じケースに入っているアーティストの5曲を紹介したいと考えています。ま、あくまで予定ですが。。
ではまたー。