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獲物の分け前~伊藤銀次『WINTER WONDERLAND』編。

 この夏、水道橋博士の生誕祭に行った際、伊藤銀次さんの『ポップ・ステディ #8』を買い直したので、この『WINTER WONDERLAND』も手に入れたいと探していたんですねー。
そうしたら某オークションサイトに送料や手数料込みでも定価以下で入手できる形で出品されていたのでした。迷わず購入しましたよ。

 銀次さんのポリスター時代のアルバムが紙ジャケット再発されたのが2007年だから、もう15年も経つんですか。。
確か村松邦男さんの徳間ジャパン時代の紙ジャケット再発は同じ年の3月だったという。あれはまだ私が40歳前半という感じですね。

 銀次さんの紙ジャケット再発に関しては、渋谷のアップルストアやKENWOODのショールームでのイベントに行ってますね。
懐かしい。

 当然、リアルタイムで全部のアルバムを揃えた記憶がありますが、何故か人に差し上げたり、処分してしまったりして、現在は『Sugar Boy Blues』と『STARDUST SYMPHONY』は持っていないんですよね。。
まあ、気長に探していきます。

 このアルバムは差し上げた方に入る一枚ですね。
あまりに好き過ぎるアルバムなので、とにかく聴いてもらいたいとか思ってしまったんですよ。あまり細かく書かない方がいいでしょ。。

・伊藤銀次『WINTER WONDERLAND』(MHCL-1195/ソニーミュージック)

 このアルバム、リアルタイムではあまり好きじゃなかったんですよね。
当時、銀次さんに私が求めていたのはもっとビートの効いたポップスという感じだったのを覚えています。
確かCBSソニーから出たCD(1993年再発だったかな?)を買ってから大好きなアルバムになったのでした。
バート・バカラックだったり、色々な音楽を聴いてきたからゆえに、銀次さんの狙いが少しずつわかったという感じですね。

 大貫妙子さんが参加した「Skylightにポプラの枯葉」や「雪は空から降ってくる」に「フェアウェル・ブルー・クリスマス」辺りは私の中で日本のポップスの中で重要作品です。
CDでアルバムを聴き直すことによって、作品について考え直すことができたと思うんですよね。
更にリマスタリングされたCDを聴き直すことで、また作品の捉え方が変わるのも面白かったと。

 それなりに音楽に対する知識が増えたりするわけですから、なんであんなに浅い考えしかできなかったのかとか過去の自分を反省したりもしています。。
ま、そんな感じです。

 ではまたー。

 

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