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読書日記〜「REMEMBER Vol.14」

 スクリーンの紙ジャケット盤を聴いていたら、歌謡ミニコミ「REMEMBER」でもスクリーンを取り上げていたことを思い出したわけなんです。
割としつこく読み返していた雑誌なんで、何号に載っていたかとかは簡単に思い出せるわけでして、まずは「REMEMBER」や「よい子の歌謡曲」が入ったブックユニオンの袋を探し出す努力が必要だったわけです。
じゃ、行ってみよー。

・REMEMBER Vol.14」(SFC音楽出版)

 スクリーンやBOXレコードについて触れているのはVol.14でした。
1986年の年末発売されたみたいですから、リアルタイムで購入してますね。
大学に入ってからは池袋にはあまり行かなくなったから、確か書泉ブックマートで買ったはずです。
「REMEMBER」と「よい子の歌謡曲」のバックナンバーは書泉ブックマートかサンレコ社で買ってましたねー。懐かしい。
まだサンレコ社ってあるのかな?

 多分、後に「POP IND‘S」になる「Chart」の2号とかと近い時期に読んで、「東京サウンズ」と呼ばれたバンドのレコード買ったり(CDはインディーズ盤はまだなかった時期だったので)、ライヴ行ったりし始めた頃。
あがた森魚さんとスクリーンが一緒にライヴやったりしてたわけだし、「ミュージック・ステディ」の記事も読んでいた私でした。
なわけで、和久井光司さんがスクリーンのヴォーカリストであることは知っていたけど、「Chart」で音楽的知識や独特のユーモア・センスを知ったのは間違いなくこの時期です。

 ここでスクリーンの記事を書いているのは小川真一さん。
スクリーンのディスコグラフィと年表は今読み返してみても、かなりの充実ぶりです。
インディーズのバックカタログについては本当に手探りで探すしかなかったし、店頭にないものは諦めるしかなかった時期でしたからねー。ありがたかったなー。

 ちなみにタイツの10inch『GOLDEN POPS』は新潟で、『いつかどこかで』はCSV渋谷で『DUCK BOAT』と一緒に買ってswitchのキーホルダーもらったことを覚えてます。我ながらしつこいw

「REMEMBER」の資料性の高さは特集記事のレコードの規格番号や収録曲リストに現れていて、「ステージ101」特集で樋口康雄(ピコ)さんのレコードをチェックしたのは、この号を入手してから一回り以上過ぎてからのことでした。
Vol.14の裏表紙にはSFC音楽出版やソリッド・レコードのカタログになっていて、「定本ジャックス」や「定本はっぴいえんど」などが載ってます。
こうしてみると、音楽の聴き手としても本の読み手としても、あまりにも趣味が変わってなくて笑っちゃいますが。

 今回久々に「REMEMBER Vol.14」を読み返してみて、noteで書くようなことのベースはこの時期に確立されたのだと実感しました。
多少バリエーションは増えましたが、ここまで進歩しないのも珍しい、とも。

 ではまたー。

 


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