読書日記~林哲司「歌謡曲」編。
昨日から9月に入ってしまいましたねー。こうなると、あっという間に年末~お正月に突入してしまうんですよね。
ま、それはともかく、「セプテンバー」になったわけですから、昨日は「林哲司全仕事」を読み返そうと思っていたら、先に目についたのが「地球音楽ライブラリー小田和正」だったわけです。。
で、コミック袋(カラーボックスに入れる窓付きの布袋)を探してみてもなかなか出てこないので、先に出てきた「歌謡曲」を取り上げます。
・林哲司「歌謡曲」(音楽之友社)
この本が発売されたのは奥付によると2004年らしいです。
先ほど話題にした「林哲司全仕事」は2001年だったのかな?出版社が同じ音楽之友社ということもありまして、巻末に案内が載っていますね。
林哲司さんが新旧の歌謡曲(とカテゴライズされない曲もありますが)について語るという内容で、その中にはかなり意外なエピソードが挿入されていたり、林さんがミュージシャンで作曲家である故に興味深い分析がされています。
その中には竹内まりやさん「セプテンバー」や上田正樹さん「悲しい色やね」、杉山清貴&オメガトライブ「サマー・サスピション」も含まれているわけです。
それらの楽曲についての内容は、今読んでもドキドキするエピソードが書かれていて、夢中になって読み返しましたね。
他に個人的に興味深かったのは一風堂「すみれSeptember Love」における土屋昌巳さんと林さんの関係(実は楽曲自体にはそれほど触れていなかったりします)。
ジャッキー吉川とブルー・コメッツ「ブルー・シャトウ」での井上大輔さんとのエピソードには息を飲んでしまいます。。
チューリップ「心の旅」での財津和夫さんとのやりとりもとにかく深いです。
こうして書くと、全部書いてしまいたくなりますが、それほど各々のエピソードは宝の山というか、宝石箱のような感じというべきか。
本当に音楽好きならワクワクしてしまう本ですよ。
本当ならこの本と「林哲司全仕事」を並べて日記を書いた方が美しかったかもしれませんね。
杉山清貴&オメガトライブの研究本も持っていますから、林さん関連本について続けて書いてみたいとも思っています。
ま、まだ具体的に本の位置を把握していないので、構想だけで終わってしまう可能性もありますけどね。
これからやる必要があるのはまずは「林哲司全仕事」がある袋を探し当てることですな。
とりあえず明日も読書日記を書くことだけは決まりです。
「林哲司全仕事」が見つかれば、それについて書きますが、見つかっても、しらっと全く違う本について書くかもしれません。お楽しみに。
ではまたー。
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