獲物の分け前~「ミュージック・ステディ 1985年8月号」
今日、「ミュージック・ステディ」が杉山清貴&オメガトライブを最初に徹底研究した号が届きました。
もちろん、リアルタイムで購入しましたが、引っ越しの際紛失してしまったといういつものパターンです。相場よりかなり安かったから、買ってしまったのでした。バカだなー。
例によって、他の記事についてとか思ったことを書いていきますね。
じゃ、行ってみよー。
・「ミュージック・ステディ 1985年8月号」(ステディ出版)
杉山清貴&オメガトライブの徹底研究以外の記事で一番のボリュームははっぴいえんどが再結成したことでお馴染みの「All Together Now」のレポートですね。
座談会形式で参加しているのは編集長の市川清師さんと次の編集長の小島智さん、萩原健太さんに雑誌「Issue」(松本隆さんのインタビュー&特集を載せた雑誌かと)の新井敏記さんの四人。
必ずしも肯定的な語り口じゃないのがステディらしいというべきか。。
個人的には佐野元春さんのイベントに対するコメントが印象に残りました。
他にはTALK SESSIONとして、高橋幸宏さんとサロン・ミュージシャンとの対談。
不定期になってしまったとはいえ、リレー対談が継続している意味はかなり大きくて、この前の号では細野晴臣さんと大瀧詠一さんの対談が実現しています。
ザ・ルースターズ名義の花田裕之さんのインタビューも素晴らしいですね。
大江慎也さんがバンドを離れて、自分がバンドをひっぱっていくしかないと自覚したから故の発言が多いです。
エンジニアを地元のバナナ・ブラザーズが担当したこと、彼らが後のデイト・オブ・バースということを考えると興味深いかも。
色々な発言はその後のルースターズ~花田さんの活動を考えると面白いですね。
ちなみにインタビュアーは小島智さん。
大江千里さんや白井貴子さんのインタビューは他のニューミュージック系の雑誌なら触れないようなことを訊いてますね。
こういうインタビューは後々の展開を考えるとこれまた興味深い、と。
鈴木さえ子さんのアルバム『緑の法則』インタビューはちょっと短めでした。
ラフィン・ノーズとスター・クラブが向かい合わせのページに載っているのはすごいですね。
杉山清貴&オメガトライブの徹底研究については再録された号の記事を参照してください。
それにしても、この特集から半年も経たないうちにバンドは解散してしまうんですよね。
確か解散は決定事項だったらしいのですが、かなり内密に進行していたことが伺えます。
「ミュージック・ステディ」のバックナンバーをこのところ入手していまして、ダブっているものについては、プレゼントもしくは安くお譲りすることを考えております。
noteかSNSでその時はお知らせする予定です。あてにせず待ってみてください。
ではまたー。