今日の1枚~渚ようこ「愛の逃亡者」編。
昨日、Twitterのタイムラインで渚ようこさんの名前がよく出てきました。
その理由は個々で調べてほしいので、ここには書きません。。
渚さんをお見かけしたことは何度かあるのですが、新宿タワーレコードにまだ勢いがあった時期にインストア・イベントに行ったことがあるのが一番の思い出です。
ゲストはクレイジーケンバンドの横山剣さん。
開始前にすれ違った剣さんはいい匂いがしたことをよく覚えてます。が、肝心のその日は何の(多分、何かの発売)イベントだったかを思い出せないのが、また悔しいのでした。。
我が家にある渚さんのCDはこれ1枚。
偶然流れていたこの曲を聴いた次の瞬間、「これ渚ようこさんですよね?アルバムですか?」とお店のスタッフに尋ねて、シングルとわかった次の瞬間には「ください」とお願いしていました。
・渚ようこ「愛の逃亡者」(INTN-2001/SOUNDS of Elegance)
プロデュースと作曲・編曲はゲイリー芦屋さん、制作はサミー前田さんという作品です。
ちなみに作詞は中原昌也さん。
帯の惹句には「高速ソフトロックナンバー」とある通り、この少し前に発売された名コンピレーション・シリーズ「ソフトロックドライヴィン」を彷彿させる洗練された楽曲ですね。
ヤング&フリーのコーラス含めたそのプロダクションに圧倒された私でした。
ジャケットの白い車は幻の名車トヨタ2000GTです。
私の世代だと池沢さとしさんのマンガ「サーキットの狼」では隼人ピーターソンが操っていたことで印象に残っている人が多いと思いますね。
この「愛の逃亡者」のカップリングには、歌詞違いの「CM Song for TOYOTA 2000GT」が収録されています。
ちなみにこのヴァージョンには(1969TVオンエア用Long Ver.)とあります。
トヨタ2000GTの発売されていた当時にはCMは撮影されてませんからね。
この辺のユーモア・センスとアート・ディレクションの本気具合がこのシングルを(私にとっても)重要なものにさせていることを強調しておきます。
曲のエンディングのナレーションは名優で名ナレーターの飯塚昭三さん。
日本の名車としてはコスモスポーツ、フェアレディZ、スカイラインGT-Rにいすゞ117クーペ辺りが人気ですが、実は私はまだトヨタ2000GTを見たことがないのが残念で仕方ないのです。。
ただ、夢だからより美しいのかもしれません。
今後例え見ることができなくても、この曲を思い出すことで、トヨタ2000GTは近くにあるように思うのです。
そんなことを思い出したり、Twitterでのやりとりで感じました。
そして、色々と早朝からお付き合いいただいたFPM中嶋さんに感謝します。ありがとう。
ではまたー。