見出し画像

今日の一枚~ザ・ルースターズ『FOUR PIECES』編。

 私がいつも更新を楽しみにしている番組がYouTubeにありまして、昨夜それを見ていたらテンションが上がりまくってしまったんですよ。

 ロックンロール酒場ChのゲストにPANTAさんが出演した3回目ですね。
MCは丹野創輔さん。ここをご覧の方々には水道橋博士が居酒屋で、そのオーラに惹かれて声をかけたというエピソードをご存知かもしれませんね。
ちなみに博士がムーンライダーズの白井良明さんとライヴで会った際にもいらして、スリーショットを撮ったものがTwitterなどにアップされました。
ちなみに私がこのアルバム収録曲の「再現できないジクソウ・パズル」について書いた記事もありますから、リンク貼っておきます。

 これ読んでいただけたら、ザ・ルースターズについての私の知識を伝えることができるように思いますので、参照ください。

・ザ・ルースターズ『FOUR PIECES』(COCP-40429/コロムビア)

 もう少し追加しますと、ザ・ルースターズの解散が決まって、このままで終わらせたくないという下山淳さんの意向でアルバムをもう一枚作ることになったのでした。
ベースの柞山一彦さんとドラムスの灘友正幸さんが脱退した後任にはベースに元ロッカーズの穴井仁吉さんとドラムスに元ローザルクセンブルグで、当時メトロファルスの三原重夫さんをメンバーに迎えました。
エンジニアにはARBやシーナ&ロケッツに泉谷しげるさんの作品を手がけていた山口州治さんがビクターを退社してフリーになったということで起用しています。

 ザ・ルースターズをずっとサポートしてくれた柴山俊之さんと、下山さんの依頼でPANTAさんが作詞しています。
先ほどの動画にある通り、「鉄橋の下で」と「曼陀羅」がPANTAさんが作詞した作品ですね。

 花田裕之さんがPANTAさんのアルバム『PISS』に参加するのは、ザ・ルースターズが解散してソロ活動を始める前でした。
PANTAさんのライヴ、レコーディングはほぼ固定されたメンバーでやってましたから、参加し始めのライヴでは花田さんがザ・ルースターズ時代のナンバーを歌ったりもしていましたね。

 アルバム発売前のLIVE INNのライヴ(アルバムの写真はこの時撮影したもの)では、あまりに淡々とライヴが進行したので、もっと花田さんが前面に出した方が。。という意見もあったとか。
確か、この日のゲストはムーンライダーズの鈴木慶一さんで「あやつり人形」と「つれなのふりや」にゲスト・ヴォーカルで参加した記憶があります。

 アルバムにゲスト参加したミュージシャンにはホッピー神山さんもいますね。
下山さんとはイベントFlower Hipを、それを発展したユニットRAELではCDを発売しています(アルバム『KAMINARI』にも参加していますし、『PASSENGER』のアルバム発売記念ライヴ~中野サンプラザにも出演しました)。
チェロを弾いた渡辺等さんは当時リアルフィッシュ、Shi-Shonenのメンバーで、泉谷しげるさん『吠えるバラッド』にも参加していることからのつながりと推測します。

 PANTAさんが頭脳警察を再結成する少し前の話ですね。
再結成頭脳警察のライヴのベースは下山アキラ(下山淳さんの弟)さんだったのも動画で語られていますから、要チェックですよー。

 あと、動画で丹野さんはさりげなく再結成自慰獣のメンバーだったと言ってますが、これメチャクチャ重要ですから。
人間クラブの南浩二さんや灘友正幸さんが在籍して、井上富雄さんも参加したことがあるバンドですからね。
丹野さんと博士が初対面の時、好きなバンドの話をしてビックリした理由はそういうことなのでした。。

・水道橋博士Twitter 2022年4月12日のツイートから引用させていただきました。

 この辺の話は延々果てしなくできそうですが、まあこの辺にしておきます。
もうちょっとムーンライダーズやあがた森魚さん寄りの話題もあるんですよ、色々と。

 まあ、今日のところはこんなところで。
今日書こうと思っていた記事は明日にスライドさせるつもりです。お楽しみに。

 ではまたー。

いいなと思ったら応援しよう!

この記事が参加している募集