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2023年ベスト本


2023年は合計66冊の活字本を読んだ。

その中で最も面白かったのは、
レイ・ブラッドベリの『とうに夜半を過ぎて』である。

レイ・ブラッドベリは『火星年代記』『華氏451度』などで知られるアメリカの作家だ。

『とうに夜半を過ぎて』は短編集になっている。
ブラッドベリは怪奇・恐怖小説の名手だが、この本はブラッドベリの初期の作品から晩年の作品までを網羅している。
だから、怖い話だけでなく、くすっと笑える話、シニカルな話や、ハートフルな話まで、まるで具材豊富な幕の内弁当のように色んな味わいの作品を楽しめるのだ。

幻想、耽美、怪奇、恐怖。
これらの単語にピンと来た方にはもうぜひとも読んでいただきたい。
オススメである。


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下がる人生アゲアゲ
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