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これこそ本物の納豆? 浜納豆(動画あり)
・浜松市民なのに知らなかった……
恥ずかしながらワタクシ、浜松市民であるにもかからわず32年間の人生で浜納豆の存在を今年になってからようやく知った。
なんだこの地味な食べ物は、と思うかもしれないが、実はこれこそ浜松が世界に誇る歴史ある発酵食品なのだ。
以前の記事でも紹介したが、当初遣唐使が伝えた納豆というのは「塩辛納豆」とも呼ばれ、中国の豆豉(トウチ)に近いものであった。
現在では水戸納豆などの糸引き納豆がもっとメジャーだが、その前はどちらかというと各地のお寺で作られていた「寺納豆」こそが納豆であった。
そして現在でも、京都の大徳寺や浜松の大福寺など一部の場所ではこの納豆が残っているというわけだ。
(知らなかったが、近畿地方の「甘納豆」はなんと「浜納豆(浜名納豆)」にあやかってその名がつけられたらしい!)
↓以前書いた記事
・普通の納豆と何が違うの?
同じ納豆という名前ではあるが、浜納豆はこの通り黒っぽい見た目で糸も引かない。
現在、我々が普段スーパーで目にする納豆は枯草菌の一種である納豆菌(bacillus subtilis natto)を使って大豆を無塩発酵させたものだが、浜納豆はコウジカビ(aspergillus oryzae)と塩を使って作る。
つまり、納豆というより味噌や醤油に近い。
・浜松だと割とその辺で普通に売ってる
今まで特に気にもかけてこなかったが、浜松の観光地(浜松城などでも)に行くとお土産コーナーで浜納豆が売っていることが多い。
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原材料を見てみて気づいたが、浜納豆は生姜を使っているらしい。
今から早速食べて味の感想を言ってみようかと思う。
・実食(動画)
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