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ハイキング+コーヒー16
裏丹沢
青野原から蛭ヶ岳へ
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秦野とか太平洋側が表かな、その裏側で相模原の方から登るのが裏丹沢らしい
前に登った焼山や黍殻山の少し先へ合流し、山へ分け入る。目指す蛭ヶ岳は神奈川県内の最高峰
実は、長年使ったリュックの引退を決めていた
亡き父から小学生の頃にもらったリュックを20年以上使ってきた。
父と会う時や学校の遠足、成長と共にそれほど頻繁ではないが、着替えとか荷物が多い運動の時、大学生の頃に行った自転車旅や教育実習にもお供してもらい
とくにこの1年はハイキングに、大活躍。
目立った破損はないのだけれど、子どもの頃から使っていて手入れが行き届いていないのか何年か前から表面のシミが気になっていた
また、ボトルや服の出し入れの度リュックを肩から下ろして上蓋を開けて荷物を出し入れしないといけない
だから買い替えを検討していた。
ケチだから、形からは入れないタイプ。
本当に使うか吟味して、欲しい物を見極める
部分的にかつ少しずつ新調している
揃える過程がまた楽しい。
一年ハイキングが続いたので、リュックも新調しても良いだろう!
と言う訳で夫に誕生日プレゼントとしてねだった
(自力で買え)高価な物ねだる…嗚呼、悪妻。
最後にリュックを連れて行くのに印象に残る所へと蛭ヶ岳を目指した。長く歩きたかったこともある
青野原の登山口付近に駐車場があるらしいが、工事中につき、少し離れた所へ停める
ルートは分かりやすかったが、割と急坂!階段もあるが表よりは結構山を味わえる
ヒーヒー言いながら進む
焼山過ぎた道へ合流すると姫次まではなだらか
帰りに撮ったが左前方に見えるのがおそらく蛭ヶ岳
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結構遠く見える…
姫次を越えるとまもなく富士山も見えた
しかし下る
「ここから最高峰だよね?」
なのに一旦下らされる
そして登り、登り
終盤はまたしても階段!!
最後の登りは結構長いが両側の視界が開けて爽快!!
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つまりはその分、風が吹き付ける。
分かってはいる、飛ばされることはあるまい!
しかし振り返り、視線を落とすと高所恐怖症にはかなり怖い高さ。もっとうまく撮れたら良かったのだけれどそんな余裕もなかった。スマホをうっかり落としては今生の別れ、階段の両脇は急斜面だ
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塔ノ岳同様、遠くに伊豆大島も見える
15じゃない、16弾、この山頂で小さな失くし物に気づいた。水をセットしてからネジが無いことに。
よりによってこの日は山頂で食べる物しか持って来なかった、気合いでスイッチ部分を押さえて何とか着火
ラーメンと、餅を茹で温めた栗ぜんざいをかけ昼食
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ここのところ寒いので、手早く食べる事を心掛けている
30分ほど食事休憩
下りは案の定震える怖さ
慎重に下った。
帰りは温泉にサウナで極楽〜
YAMAPによるとおよそ17キロの道のり。
(駐車場から登山口まで少し距離があった)
累計の獲得標高は1,600mだそうな、やはり階段がありがたく、難易度はそれほど感じない。前半の青野原からの登りがピークでスネにきた!もれなく下りもね!!
春になったら(出来ればヤマビル様が目覚める前に…)新しいリュックをお供にさらに進み、初の丹沢山、それから登った塔ノ岳を超えて大倉に下りる縦走をしてみたいなぁ
次なる夢を抱きつつ別れの最高峰、良い思い出になった!
(ちなみにこれは少し前、最近の状況をYAMAPで見るとすっかり雪が積ったりもしているよう。)