閻魔の斎日(参拝メモ記事)
閻魔の斎日の7月16日に、都内の閻魔巡りをさせていただいた。
勝専寺
北千住駅から徒歩10分以内の三宮神山大鷲院勝専寺。
一年のうち1/15~16、7/15~16の四日間しか開帳されない。貴重な邂逅。
最初、歯並びが気になって閻魔様は虫歯で歯が抜けたのか?と思ったのだが、よく見ると奥に黒い歯が生えていた。ユーモラスなお顔立ち。
7/15(祝)は天気も良く、かなりの人が訪れたらしい。7/16は平日且つあいにくの雨であまり屋台も流行っていないようだったが…。
源覚寺(こんにゃくえんま)
文京区の源覚寺へ。
こちらの閻魔様は365日お目にかかれるのだが、閻魔斎日限定の「地獄絵図」が公開されていたので、観覧(実は一年前も訪れて観ているのだが)。
善養寺
西巣鴨の善養寺に初参拝。江戸三大閻魔(新宿の太宗寺、巣鴨の善養寺、杉並の華徳院)のひとつと聞いて、一度お参りしたかったのだ。ちなみに、こちらも斎日以外は開帳していない。
境内には、尾形光琳の弟で陶芸家・尾形乾山のお墓もあるらしいが、そちらには行かず、閻魔参拝のみ。閻魔様のお姿を観たい方はこちらを。
最後に
この日は雨だったが風も弱く(つまり横殴りではなく真っ直ぐに降っていた)、気温が低かったので散歩しやすかった。私は暑さと紫外線を天敵としているので、梅雨明け以降が地獄なのだ。
猛暑突入…なるべく日中は家から出ないようにしよう。
外出の際も10分以上炎天下を歩くのは避け、なるべく日陰を選び、時にコンビニやスーパー等に避難しつつ動くようにしよう、と思っている。
暑さに身体を慣らしましょう…というが、それも限度がある。
閻魔様には、浄玻璃の鏡の前でも正々堂々としていられる自分でありますようにと祈ってきたが、それもいつになることやら。
地獄の(幻想の)釜ゆでよりも、この世の殺人的な暑さに戦々恐々とする夏。