神社仏閣参拝と人間観察記など
18日は観音様の縁日なので、浅草寺に行こうと思い立つ。いつも早起きなので(午前4時半ごろに起床)、書写をしてご飯を食べてからすぐに電車に乗る。
都営地下鉄「夏」のワンデーパス(500円)を購入し、せっかくだから、小網神社からスタートしようと考え直す。浅草寺は、9時前なら然程混まない。
小網神社
朝の7時30分頃の小網神社。
日曜でも、この時間帯は空いている。後ろの人を気にせず、ゆっくりお参りできるのがありがたい(この後、昼過ぎにかけてかなり混雑したらしい)。
浅草寺
朝8時過ぎの浅草寺。
縁日なのでおろう(燈明)を供え、いつもどおり両親及び先祖の菩提と、日頃の感謝、縁日参りをさせていただけるお礼などを伝える。
境内社や浅草神社、被官稲荷などを参拝した後、藤棚のあるベンチで休憩。ミストが吹き降りているので多少涼しいかと思ったが、思いのほか暑かった。
隣のベンチで若い男性がふたり、話をしている。「今、俺は本当の孤独を感じているんスよ。家でyoutubeをしてご飯を食べて、カフェでネタを考え、戻ってきて朝食ったモンをまた食べる。〇〇先輩は『俺も孤独だ』っていうけど、あの人(声をかければ集まる人が(?))23人もいるじゃないですか!ふざけんな!って先輩に説教ですよっ」
件の男性は、そもそも愚痴をこぼせる知己がいるのだから、全然孤独ではなさそうだが。
ああ…若いねえ。若いうちは「人に囲まれること」が孤独の解消のような気がするが、むしろ逆。理解不能な人間関係の中にポツンといるほうが孤独。入れない輪の中に、入っているふりをする方が孤独。
中島みゆきも「孤独が恐けりゃ誰にも会わないことね」と歌っているではないか。
藤棚付近が全く涼しくないので、早々に立ち去ることにした。
蛇窪神社
寅の日だが、蛇窪神社へ。
小網神社でも銭洗いをしたら、ここでもまた小銭とカードを洗う。もちろん紙幣は洗わない。紙が弱るからだ。推しのサイン色紙でも、大事な人からの手紙でも、教科書でも辞書でも楽譜でも表彰状でも、紙が汚れたら絶対洗う!という人はともかく、「そんな馬鹿なことするわけないでしょ!」と思う人は、紙幣を洗うのはやめたほうが良い――と思う。
紙幣を洗うのは、運を落とす行為だ。ピン札がその人の手に渡った瞬間、ボロボロになる。会社で例えよう。ピカピカの新人が配属と同時にボロきれのようになったら、とんだブラック企業だ。そんな場所へ、人(紙幣)が集まってくるだろうか?
不忍池大黒天堂
スマホで次にどこに行こうかな…と検索をかけているうちに、旧暦の8/18は太閤忌(豊臣秀吉の命日)と知った。ならば、秀吉にゆかりのある、大黒天堂に参拝しようと上野に向かう。
豊太閤護持大黒天堂。豊臣秀吉が大事にしていた大黒天が祀られている。
勿論、不忍池辯天堂にも参拝。
最後に
このところ猛暑や台風予報などで家からあまり出ず、運動不足だった。意識的にあちこちを巡ったら(汗びっしょりになったが)気分が良くなった。やはり引きこもり気味な生活はよくないな。
不忍池あたりで午前11時。そんなに日差しは強くないはずだが、ホットフラッシュなのか、汗が止まらない。この後、ガ〇トでお昼を食べてから、国立西洋美術館へ向かった(その話はまた別途)。