増上寺の涅槃図を拝観
2/15はお釈迦様の入滅の日。各寺社では涅槃会が執り行われている。
昨年は高幡不動尊にお参りしたから、今年は目黒不動尊に行こうか…と考える。ただ目黒不動尊は目黒駅から徒歩20分と距離がある上、坂もあり、道も若干わかりにくく、方向音痴には優しくない。ということで候補から外した。駅近の寺社がいい。。
あれこれ調べているうちに、増上寺の記事に辿り着いた。
※2024年の2月15日は木曜だが、そのまま引用
国内最大級の涅槃図!これは観に行かねばなるまい。
増上寺
都営三田線の御成門駅から徒歩3分。
実は山門をくぐった瞬間、不思議なイベントに遭遇した。
増上寺の涅槃会はスーパーマリオとコラボしているのか。随分画期的だなあ、と一瞬誤解しかけたが、そんなわけはない。涅槃会当日ではあるが、境内で全然別の催しをしているらしかった。なかなか懐が深いお寺さんだ。
大殿(本堂)に入った瞬間、明徳幼稚園のこどもたちが集団で退去するのに遭遇した。こちらでも何かの催しをしていたのだろうか。時間は10:15頃。まだ11:00の涅槃会には早い。
まずお焼香をしてお参りする。見回すが涅槃図が見つからない。
安国殿に移動し、一筆写経「南無阿弥陀佛」をしたため泰安する。500円。
写経すると御朱印をいただける。私は御朱印を集める習慣はないのだが、仏様のおさがりなので、ありがたく拝受。
その際、係の方に「涅槃図はどこで拝見できますか」と聞いてみた。「本堂にありますよ」と言われる。
…おかしいな。さっき見つからなかったのに。
右側、3時の方向にあった!真正面から拝んでいたのと、小さいこどもたちに注意を奪われたため、気づかなかったようだ。
増上寺にあった説明書。通常、涅槃図には猫は描かれていないが、増上寺涅槃図には下方に猫が描かれているらしい。大変珍しいものだという。
用紙の左下に赤丸をつけたが、多分あれが猫だろう。
・・・微妙に猫が隠れている。ただ、遠目ではよく見えず、離れた位置から撮影した写真を拡大しているだけなので――どちらにせよ猫は見えないのである。涅槃図と同じ空間を共有できただけでも、めでたしとしよう。
ちなみに11:00からの涅槃会には参加していない。
法要前にお参りし、混雑しないうちに退出する。
縁日にご縁をいただき、参拝できればそれで良いのだ。