自分で自分を育てる(自己啓発)ということは、贅沢で楽しいこと。そのための知識・スキルは、既に発見されていて、入手可能。あとは、やるかどうか。
自分で自分を育てるのは、まさに、セルフプロデュース。実は、人生の中でも楽しいことで、贅沢なことです。他人に任せるなんてもったいない!
1.自分で自分を育てるとは
私は、「自分で自分を育てる」ことは、本を読んで自分で学ぶこと、勉強会やセミナーに参加して人から教わること、学んだこと教わったことを、さらに、自分で考えて解釈して、学んだこと教わったことをできるようにトレーニングをして、実践で使うコトだと考えています。自己啓発といわれている行為です。
2.気をつけないといけない自己啓発
私は、自己啓発本といわれる書籍も好きですが、世の中にある「自己啓発」の中には気をつけないといけないものがあると考えています。
気をつけないといけない自己啓発の特徴3つ
・単なる成功事例
・HowTo(やり方、手順)
・ツールのみ
3.本物の自己啓発
「自分で自分を育てる」ときに、自己啓発を用いる場合、本物を選ぶことが大切です。私が考える「本物の自己啓発」は下記のものです。
・目的・コンセプトが明確に示されている
・なにをするのか行動が明確に示されている
・行動の結果、何がどうなるのか明確に示されている
・行動と結果だけではなく、結果に至るプロセスを解説している
・才能の有無に依存しない
・スキルとしてまとめられていて、再現可能である
・トレーニング・実践できる内容であること
・自分で考えられるように構造が示されている
・他人に教えられれるように構造が示されている
・自分で判断ができるように基準が示されている
※実勢に教わった人ができるかどうかは別です。ある程度の領域に達しないと理解できないというモノもあります。基本的に上記のモノのうち、何かを隠している場合は、気をつけないといけないモノだと私は考えています。
4.世の中には、本物も満ち溢れている
昔は、未知のモノを哲学者や心理学者などが一生懸命考えて発見していた時代がありましたが、現代は、「自分で自分を育てる」ために必要な知識や技術は、既に発見されていると考えていいのではないでしょうか?
本物の自己啓発は、実は世の中に満ち溢れています。書籍化されて流通しているものもあり、ネットで公開されているモノもあり、高額でないセミナーも存在しています。
でも、一方で、偽物も満ち溢れているので注意が必要です。目的が「自分で自分を育てる」ではなく、「安心したい」とか別のものであれば機能している場合もあるので、否定をするものでもないとも考えています。
5.唯一の正解があるわけではない
ひとつのテーマに対して、答えが一つでない場合も多くあります。一つでない方が保トンでではないでしょうか?こだわりすぎず、色々なモノを取り入れて、自分が信じるモノを自分で選んで構築していくことが大切です。そして、あなたの目的が達成できれば、それが、あなたにとっての正解になります。