一人の力　～心に火を灯す～

プロフェッショナル　仕事の流儀
「”あなたらしさ”は、ここにある～介護施設経営者・加藤忠相～」感想文。

認知症のお年寄りたちの「問題行動」を抑え、穏やかに過ごす介護技術で注目を集める施設が神奈川県藤沢市にある。代表の加藤忠相は、「利用者がどうすれば活躍できるか」を徹底的に追求し、“型破り”ともいわれるアプローチを実践。これによって利用者のうち３割以上の要介護度が改善した。その極意は、「感情に働きかける」という加藤。認知症のお年寄りたちの底力を引き出す、先端の介護現場の日々に密着する。
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本人の過去を踏まえて、「居場所が人を輝かせる」という考えの下、主に認知症の方の支援を実施しており、その方々に合った支援で徐々に表情が和らぎ、その人にとっての居場所になる流れに感動した。

デイサービスは支援を与える側と受ける側で役割が明確に分かれている印象であった。（就労継続支援B型の中でもうちは、極力本人にできることをできるよう任せていきたい）しかし、加藤さんの施設では、介護度が高い方でもできる事を任せて行ってもらっている。

就労継続支援B型だからこそできる関わりや場作りもできると感じた。また同時に想いに触れる事は非常に重要だと感じた。何故なら、人が輝ける場を作っていくために奮闘している熱い想いを聞いた際、私の中に熱い想いを感じたためだ。要するに、同じ想いを持っている方を一緒の仲間と認識し、仲間が頑張っているから私も頑張りたいと思ったのだ。

ただ想いは冷める可能性を有している。熱い想いに触れ続ける事は走り続ける原動力となる。火を灯し合える仲間になれる事は強い組織作りに繋がりそうだ。