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不安の正体、色々あるうちの1つ

 *私は医療従事者ではありません。この記事は医学的根拠に基づいていません。あくまで個人の経験と感覚で書いてます。


冬、受験シーズンです

 私にも高校生だった頃があります。この時期になると大学受験に向けたラストスパートの頃だなぁ、と思ったりします。

 最近は大学受験の方式も様々。既に選抜型入試により早々に合格を得ている子供達もいるようです。

 私の場合は、一般入試で受験だったので、この時期は勉強量を増やしていた頃だったと記憶しています。

 こんな書き出しになりましたが、大学受験の話を書こうと思った訳ではありません。

分かるようになると分からなくなる

 自分の知識が増える。分かることが増える。

 すると、選択肢が増える。あれの可能性もあるが、こっちの可能性もあるな、と。

 不思議なことに、学んだり経験して分かるようになると、結果的に迷う幅が広がって分からなくなる時期が訪れる。

 高校生だった私は「あんなに勉強したのに分からないなんて」と不安になったものです。

不安の正体、色々あるうちの1つ

 リワークや検定試験を通じて、不安という症状で悩み、苦しんでいる方々がいることを知りました。これについて、私が書けることは何もありません。

 あくまでも、私自身の話です。
 私が感じている不安の正体のひとつに「分からないこと」があります。

 思いつきもしない知らないことは、そもそも気がついていないので不安の源にならない。

 だけど、ある程度、学び、経験して、理解すると分かってないと分かるようになる。

 すると、その分かってないという事実に不安を感じてしまいます。

 受験生だった私のパターンが、これでした。

裏返すと成長の証という解釈

 受験生に限りません。

 「あー、あれもやらなきゃ。こっちも調べておかなきゃ」

 分からないことが沢山あるので、ありたい自分とのギャップが見えてきて不安になる。

 一生懸命に仕事をしている時、復職に向けて準備をしている時、他にも。

 だけど、時として、その不安の正体は分かることが増えて成長した証であることもあるな、と自分を客観視するようになりました。

 あれとこれが不安だな、そうか、それが不足していることに気がつけたのか。私もやるじゃん、成長したね、と。

 全ての場面をこれで乗り越えられる訳ではありません。
 それでも、我が子が一生懸命、勉強しているのに焦ってる様子だったら、

 「勉強したのに不安になってきたら、それは成長の証だよ」

と言ってあげるようにしています。

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