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【絵本】読書好きの子どもが選んだおすすめの本 7

こんにちは。
世の中には数えきれないほどの本があり、すべてを読むことは不可能です。
その中でこどもが自ら手にとって、何度も読み返した本を本人の感想とともにご紹介します。

▼7冊目はこちら

こちらの絵本はまだ言葉がしゃべれなかった1歳〜2歳ごろに一生懸命ゆびを指して欲しがった本です。

大きなタイヤかローラーに目がいったのでしょうか。鮮やかな黄色に惹かれたのでしょうか。

理由がわかりませんが、レジでお会計をしたあと自宅に帰るまでベビーカーの中でずっとこの本を抱きしめていたのをよく覚えています。

これ、1965年の絵本なので言葉遣いが古いんです。
「のろま」って言葉、今の絵本では見かけませんし、「どいたりどいたり!」「おきのどくに」「おいでなさい」など、現代の子どもたちには意味が通じるのかな?なんて言い回しが出てきます。

それでもなぜか息子はこの本が大好きで、何度も何度も「読んで」と持ってきました。言葉が喋れるようになる頃には絵を見ながら暗唱していました。

全国学校図書館協議会選定図書
厚生省中央児童福祉審議会推薦図書

の2つに選ばれているようです。
選定の基準などは私には分かりませんが、こどもを惹きつける魅力があることに間違いはなさそうです。


絵は山本忠敬さん。
乗り物の絵をたくさん描かれている方です。

山本さんの描く絵は細部まで繊細で緻密でむすこ達は大好きです。はたらく車たちが動いている様子が写真のように正確に、でも写真とは違う生き生きとした絵で描かれています。とっても魅力的なんですが、うまく説明できない自分の語彙力のなさ…情けない。


改めて本棚を見てみると山本さんの作品がたくさん出てきました。

これらの絵本にでてくる車両は今はもう走っていないし、見たこともない車もたくさんあります。バキュームカーやボトルカー、消防車やパトカーも昔の車両です。バキュームカーの説明をすると不思議そうにしていましたが、私たち親世代が子どもの頃はまだ走っていましたよね。


この中の1冊は園で配られたものです。
1年間にたくさんの絵本が出ている中で、山本さんの作品がまだまだ現役の保育現場で活躍中なのを知り、いちファンとしてとても嬉しく思いました。

きっと山本さんの作品は未来の子どもたちにも愛されるでしょう。
孫が生まれるまで大切に保管しておきます。(かなり先の話)

◆こどもからのコメント◆(小3時点)
・どうして好きだったか覚えていないけど、「ごろごろごろごろローラーが…」って何度も読んでもらったのは覚えてる。
・小さい頃乗り物が大好きだったから大きなタイヤがかっこいいって思ったのかな?
・りっぱな自動車はローラーをバカにして悪口を言っていなくなっちゃうから全然りっぱじゃないよね。

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