Emi Yasukawa

📍 ワシントンDC。研究開発を必要とするB2B広報経験が長い人です。海外広報コンサルティングや調査活動をしています。Atlantic Councilで気候変動・エネルギーのシンクタンクフェローなども。米国現地から見える動向をお伝えしたいと思います。たまにDJ。

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  • #広報かたり場

    出会った広報リーダーへのインタビュー、広報に関する最新情報(とくに学会や海外の動き)

最近の記事

COP28で知る「気候変動×グローバルヘルス」の最新動向

毎年12月に開催されるCOPは、まるで情報の迷宮(ラビリンス)のような複雑さがあります。私もいろいろ読んでいたら、もう2か月近くたっていました。 先般のCOP28は少し新規性がありました。グローバルサウスであるアラブ首長国連邦(UAE)ドバイで初めて開催されたこの会議では、初の「Health Day」が設定され、気候変動とグローバルヘルスの重要な結びつきに焦点が当てられたことです。 この記事では、気候変動とグローバルヘルスの交わりを探る"Cliamate-Health N

    • 広報機能の進化、拡大する役割

      広報チームが担当する業務は広がりを見せています。 伝統的な広報の役割にある、「記事露出の獲得」だけでなく、Diversity Equity Includion(DEI)イニシアチブ、サステイナビリティ・ESGに関するコミュニケーションなど、また、メディアの分散化(de-centralization)といった情報伝達ツールの日進月歩にも注意を払わなければなりません。 日本広報学会も、「広報」の定義をアップデート 日本広報学会は 約 2 年間かけて「広報の定義」を作成し、今年

      • 気候変動政策推進のしわ寄せ?

        ワシントン DCで開催された「The Tech for Climate Action」のイベントに参加してきました。National Press Clubで開催され、2021年法制化されたインフレ抑制法や、インフラ投資と雇用対策法(IIJA)のインプリフェーズにある中で、州行政からも参加者がいたり、民主・共和党議員参加者もおり、バランスが取れているイベントでした。 共和党の「推し」気候政策は何? 中道右の共和党系アドボカシー団体のリーダーは、期待をする政策は何?という質問

        • 【寄稿】日本のアフリカ投資動向について(エネルギー/気候変動)

          ※2023年3月に米国Washington DCを拠点とする政策シンクタンクAtlantic Council EnergySourceに寄稿したものを、簡単にまとめたものです。 背景 2022年、中国、米国、印、露、そして日本がアフリカとの関係を強化しようとする「アフリカ+1」サミットやハイレベルな外交/外遊が展開されました。オバマ政権以来、8年ぶりに2022年12月にワシントンDCで開催されたアフリカと米国間のサミットも、アフリカ系アメリカ人などの俳優やアーティストも参

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          2本

        記事

          "時代遅れ?"のPR評価基準、ソート・リーダーシップなど

          「時代遅れ」?のPR評価基準MuckRack's State of PR Measurement調査によると、大多数のPRプロが、メディアに掲載された記事の数に基づいて、効果測定を行っていることがわかったそうです。 ちなみに、私も知りませんでしたが、メディアに掲載された記事数を効果測定に活用するのは、なんと、50年以上前に提起されたもので、これを時代遅れと呼ぶかのか、あるいは王道だと捉えるのかは、盛り上がる議論です。 1968年にノースカロライナ大学のマックスウェル・マ

          "時代遅れ?"のPR評価基準、ソート・リーダーシップなど

          【パブリックアフェアーズ動向】ワシントンD.C&ブリュッセル二大拠点比較

          Nick DeSarno, Public Affairs Council, Director, Digital and Policy Communications Joao Sousa, Managing Director, European Office, Public Affairs Council 米国のパブリックアフェアーズチームが欧州で「抱きがちな誤解」とは? セッションでは、ワシントンD.C.とBrusselsの違いについて議論がありました。 そもそも、米

          【パブリックアフェアーズ動向】ワシントンD.C&ブリュッセル二大拠点比較

          People in STEAM -米国首都圏から 2

          アメリカの首都圏エリアのSTEAM(Science, Tech, Engineer, Art, Math)な人たちインタビュー。Humans of Amsterdam的な友達感覚でお話を聞いています。(インタビュー本文は英語のみ) 前半はこちら ベトナム系アメリカ人、ビジュアルアーティストの鮮やかで繊細な世界アジア系アメリカ人の経験について問いかけ、その共通点を探しながら人々経験にも耳を傾ける、NYC/DCアートシーンで活躍する、アンソニー・レ。現在の作風テーマは、「Tu

          People in STEAM -米国首都圏から 2

          People in STEAM -米国首都圏から 1

          アメリカの首都圏エリアのSTEAM(Science, Tech, Engineer, Art, Math)な人たちインタビュー。Humans of Amsterdam的な友達感覚でお話を聞いています。 若いプロフェッショナルたちと意見を交わすのはとても楽しく、皆さん次の世代に伝えることを意識しておられ、とても刺激的です。各領域でチャレンジをしているSTEAMyな方々から学び、繋げていくことを目的としたインタビューシリーズです。(インタビュー本文は英語のみ) 米国農務省食品

          People in STEAM -米国首都圏から 1