「 モノクロの森に広がる、不思議で優しい世界 」
👑ロングセラー絵本👑
文・絵:マリー・ホール・エッツ
訳:まさき るりこ
出版社:福音館書店
《 読書感想 》
『もりのなか』を読んだ後、心にじんわりと残るのは、優しさと穏やかさです。
静かに進む物語の中で、ライオンやぞう、くまなどの動物たちが次々と主人公についていく様子は、まるで子ども時代の自由な冒険を思い出させてくれます。
現実と空想が自然に交わり、何気ない散歩がとても特別なものに感じられるのです。
モノクロの絵のシンプルさも、かえって想像力をかき立ててくれるものです。
読み進めるたびに、森の静けさや動物たちの楽しそうな姿が、頭の中に生き生きと浮かんでくるのが不思議です。
そして、最後に登場するお父さんの「またこんどまでまっててくれるよ」という言葉は、子どもたちとの日常の中にある小さな冒険を、大切にしていきたいという気持ちにさせてくれます。
バタバタしている間に三連休も最終日となりました。この絵本を閉じた後、しばらくその余韻に浸りながら、日々の中でふとした幸せを感じつつ、大切な一日を過ごしたいですね。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
■ ネットでの感想
<雰囲気が心地よい絵本の感想文>
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