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【読書感想】『いつかの約束1945』



「 いつかの戦争の悲しみが、未来への希望に変わる物語 」




👑2024年 課題図書👑
第70回青少年読書感想文全国コンクール  「小学校中学年」の部

著者:山本 悦子
イラスト:平澤 朋子
出版社:岩崎書店




👀 読書感想 👀


 わたしは、「いつかの約束1945」という本を読みました。

 この本のおはなしは、とてもふしぎで、すこしかなしいものでした。



 ゆきなとみくは、ある日、すずというおばあさんに出会います。

 でも、そのすずは「9さい」といっていて、ほんとうに9さいの子どもみたいでした。

 ゆきなとみくといっしょに、まちをあるきまわるとき、すずはとてもふしぎなことを話します。

 まるで、すごくむかしのことを知っているみたいで、わたしは「どうしてそんなことを知っているの?」と、おもいました。



 あとで、ゆきなとみくは、すずとまた出会います。

 そのとき、わたしは「すずって、ほんとうはだれなんだろう?」と、ますますきになりました。

 すずの残したメッセージを見たとき、わたしは「すずが経験したせんそうのことを、ちゃんとしりたい」と思いました。



 この本を読んで、せんそうはとてもこわいことだとわかりました。

 でも、すずは、そんな中でも、ゆきなとみくにやさしい気もちをのこしました。

 それがわたしには、とてもすごいことだと思いました。



 たとえば、おおきなあらしがやってきて、木がたおれたり、家がこわれたりするとします。

 あらしがすぎたあとは、とてもこわくて、かなしくて、どうしていいかわからなくなるかもしれません。

 でも、そのあとに少しずつ草や花がさいて、また新しい木が育っていくのを見ると、「大丈夫、また元気になるんだ」と思えるようになるでしょう。

 このお話のすずも、そんな風に、せんそうのあとにやってきた平和の中で、わたしたちに「大丈夫、未来は明るいよ」と伝えたかったのかもしれません。



 このお話から、わたしは、せんそうのことを考えたり、今の平和な毎日に感謝する気もちを学びました。

 いつかのすずが、わたしたちに伝えたかったことを、わたしはこれからも忘れないようにしたいです。






付録:その他のおすすめ感想文



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