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歩くこととメンタルヘルスの考察

デリーは4月〜6月頃が夏で7月8月が雨季(モンスーン)です。

雨季に入る前の夏の季節は、雨は殆ど降らないので空気はとても乾燥しているのに比べて(この時期は鼻の粘膜がカピカピになります。笑)雨季は雨が降ってない日でも湿度70%超え。

今年は例年より早く雨が降り始めて
日本の夏至にあたる6/21頃から気圧が急激に変わったためか、私の夫も珍しく1週間ほど体調を崩していました。

私自身は体調は全く問題なく元気だったのですが
なんだか思考だけクリアにならなかったり、モヤがかかってて決断力が落ちている実感がありました。

これも低気圧のせいかな?と軽く流していたのですが、夫の体調が回復してきた頃にリハビリも兼ねて一緒に30分ほど歩きに行ったら

その後から明らかに頭の中がスッキリした感覚があって
【あぁ、頭にモヤがかかっていた理由はコレだったのか!】

と衝撃が走った出来事があったので、今日は《歩くこととメンタルヘルス》について書きたいと思います。(低気圧で気分が鬱々しやすい方のヒントになれば嬉しいです)
※ちなみに、これを書いてる今も絶賛低気圧ですが、思考はとってもクリアです。

私がデリーにいる間は夫と一緒に毎日30分以上1時間未満の散歩をするのが日課です。

家の近くにも公園がありますが、私たちのお気に入りのスポットは《Aravalli Biodiversity Park》という生態系が保護されているエリア。

一般的な公園のようにベンチや水飲み場などがない代わりに、運が良ければ野生の孔雀や鹿、狐に出逢えます。

野生の孔雀は頻繁に出逢える

この《Aravalli Biodiversity Park》は家から車で30分弱のところにありますが、私たちは時間が許す限り散歩はここでするのが日課です。

わたしは車を運転しないので、夫が体調を崩している間、近所のカフェと家の往復しかしておらず、歩く時間が1日15分以下になっていました。(その時は、天気も悪いしわざわざ近場で散歩しよーという考えが浮かばなかったのです)

そんな日が5日ほど続いたのは久しぶりで

思えば
腰痛が酷かった時代、気分が鬱々していたのは「痛み」のせいだと思っていたし

結婚してデリーに来たばかりの頃、インドの生活に慣れなくて1年くらい鬱々していたのをマリッジブルーと決めつけていたけれど

もちろん「痛み」や「慣れない環境」によって気分が塞いでいたのはあるはずだけど
実はそれだけじゃなく

「まともに歩いていなかった」

という共通点に気が付いたのです。

腰痛時代は痛みが辛くて長く歩くことを避けていたし
デリーに来た頃は、右も左も分からず本当に家に閉じこもってばかりいた。

でも、ここでわたしが言いたいのは
「やっぱり身体を動かすと気分転換になるよね♩」
ということではなく

「歩くことで脳に振動を与える」ことが
メンタルにいい影響を及ぼす、ということ。

私たちの眼球の後ろ側に「蝶形骨」という骨があるのですが、この蝶形骨の上に脳下垂体があり、この蝶形骨が振動すると脳にも振動が伝わり活性化されやすいと考えてられています。

蝶形骨

そしてこの蝶形骨は仙骨が振動することで背骨を介して振動するとされています。

仙骨・背骨・蝶形骨は「皿回し」のようなイメージ。仙骨が動くことで、背骨に振動が伝わり蝶形骨が振動する。

仙骨を振動させるためには歩いたり、走ったり、ジャンプしたりしなければならない訳で、
1日の殆どを横になったり、椅子に座ってる場合は仙骨の振動も、蝶形骨の振動も起こりえないですよね。

実際、私には年配の身内や親戚が多いので
歩く時間が減ることで会話のスピードが落ちたり、表情が虚ろになるケースを何度もみてきています。

脳と重力の関係については以前から本で読んだことがあったので、脳が重力線上から逸脱すると脳の老化に繋がるということは理解していたのですが、今回のことでそれだけでなく「振動を与える」ことの大切さを実感しました。

骨格を整えてるのに、なぁんかスッキリしないんだよねって方は、骨格構造のメンテナンス後(施術後でも、セルフケア後でも)ぜひ30分くらい歩いてみて頭の中のクリアさがどう変わるのか実験してみてください。(何か変化があったらコメントで教えて頂けると、とっても嬉しいです)

最後に私が個人的に変化を感じるコツを下に記載しておくので参考にしてみてね↓

①骨格構造が崩れている状態だといくら歩いても蝶形骨は振動しにくい。歩く前に骨格構造を整える(施術orセルフワーク)が先。

②色んな長さ(時間)で歩いてみた結果、私的には時間は30分以上1時間未満が一番頭がスッキリした。但し、まずは身体のどこにも痛みや不快を感じずに歩ける時間から始めること。

③もちろん歩きやすい靴推奨(ヒールやウェッジソールは地面をしっかり踏めないのでNG)私はモナベリッサを履いています。

④姿勢は一切意識しない。(目線が必要以上に落ちる人は少し遠くを見るように)肩や首、腰がしんどくなる前に散歩を終えること。

⑤荷物はできるだけ少ない方がいい。(手ぶら推奨)

⑥自分のペースで歩くこと。誰かにスピードを合わせなくてOK.(急ぎ足で歩くと上半身が前のめりになるので夫と一緒に行っても歩くスピードは合わせない)

⑦自然の中(アスファルトじゃなく土の上)を歩くのがベストだけど、雨の日や忙しい日は駅ナカや地下街を歩くのでも良いと思う。わたしは日本にいる間は基本的に都会でしか歩いてないけれど、今のところ問題ないです。(太陽光はできるだけ浴びるようにしているよ)

今回書いたことは全て私個人の経験によるものなので、これを読んでる方全てに当てはまる訳ではないですが、試してみても損はないと思います。

現在は骨格ボディメイクの考えを基にしたセルフワークもInstagramで紹介してますし、何より散歩は気持ちいいですからね♡(お散歩は痛みや不快がない範囲で楽しんで下さいね♩)

Instagramでは定期的にセルフワークを紹介しています↓

わたしが履いているのはモナベリッサ ↓
(PRじゃなく、ただの愛用者)


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