Photographing With, Vol. 7: パンケーキ Canon EF 40mm f/2.8 STM で散歩
こんにちは!Stroll & Snaps のリッキーです。
日常の中で出逢った魅力を撮ってます。
今日は、パンケーキ Canon EF 40mm f/2.8 STM について、さんぽフォトグラフィーの視点から見た感想を書いてみます。撮影勉強中のノービスなので高度なことは書けません。おてやわらかに。
機材の質感
「まともに撮れるんだろうか」と疑問がわくくらいの軽薄短小なレンズです。その薄さから「パンケーキ」という愛称がついています。アメリカあたりのレビューには、このレンズを指して「ベビーレンズ」と言っているものがありますが、それくらい小さくて軽いです。ポケットサイズ。ちょっとおもちゃみたいです。
※キットレンズの EF-S 18-55mm f/4-5.6 IS STM と比較してもかなり小さめ。
カメラに装着した姿が一眼レフの一般的なイメージから外れるためか、散歩時に「そのレンズ、何ですか?」と聞かれることもあります。
オートフォーカス
ステッピングモーター(STM)駆動のオートフォーカスです。大きな音ではありませんがキーンと駆動音を立てながら、バレルがゆっくり伸びてピントが合います。駆動音がするので動画撮影には向かないかもです。
バレルが伸びた状態でカメラボディの電源をOFFにした時に伸びたバレルが収納されるかが気になりますが、電源OFFにしてから一呼吸置いてバレルがゆっくり収納されます。
手ブレ補正機能
手ブレ補正機能はありません。リッキーのカメラ(EOS Kiss X8i)にはボディ内手ブレ補正がないので、散歩に連れ出す時には三脚をいっしょに持っていきます。
マクロレンズなのか?
"MACRO"と銘打たれています。最大撮影倍率 0.18倍&最短撮影距離30cmなので、ものすごく寄ったイメージングができるわけではありません。「ちょい寄り」な感じです。
描写の質感
「軽薄短小」な外観とはうらはらに、絞り開放(f/2.8)からしっかりした描写が出てきます。シャープさが楽しいです。風景から「ちょい寄り」まで、これ一本で広く使えます。
散歩途中、不意に犬がじゃれに来てくれました。
APS-Cだと35mm判換算64mm。ポートレートにもいいかもしれません。もう少し長くて大きなレンズで撮った方がロケの雰囲気が出るような気はしますが。
データ
さんぽフォトグラフィーの時にちょっと気になるデータをあげておきます。
焦点距離 40mm
開放絞り値 F/2.8
最短撮影距離 0.3m
最大撮影倍率 0.18倍
重量 130g
フィルター径 52mm
リッキーにとって魅力のレンズか?
Canon EF 40mm f/2.8 STMは、いわゆるprime lens(開放絞り値f/2.8かそれ以下の単焦点レンズ)です。単焦点なので、撮影する範囲を決めるのに自分の身体を前後に移動させて調整する(=「足ズーム」というらしい)必要があります。さらに、手ブレ補正がないため三脚がないとシャッタースピード頼みになってきます。使いこなすにはかなり四肢五感を駆使する必要があります。
このあたりをクリアできるなら、描写力もサイズもgood。価格もgood。軽量なのも助かります。明るく手軽な単焦点。さんぽフォトグラフィーにはもってこいのレンズです。
Canon EF 50mm f/1.8 STM との比較については、以下の記事が参考になります。比較的新しい記事です。
https://www.lapseoftheshutter.com/canon-40mm-vs-50mm/
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