脳卒中リハビリ研究所On-line
海外の有料論文を自腹で購入し、体系的にまとめてnoteにしています。noteの売り上げでまた有料論文を購入し、noteにするという終わりのない作業をしています。論文の料金は¥3,000〜4,000が相場ですが、1記事あたり5〜10本の論文情報を入れ、料金は一律¥500にしてます。
最近の記事
脳卒中患者に対する上肢の課題指向型訓練のエビデンスと臨床応用#4【ランダム化比較試験編Ⅲ/慢性期Part.2/2020年版】
課題指向型訓練はこれまでの研究数が多く、シンプルな課題指向型訓練に加えて、ミラーセラピーと併用するもの、電気刺激と併用するものなど数多くのパターンがあります。 課題指向型訓練のみを行うのではなく、課題指向型訓練を他の療法と併用するものをここでは「課題指向型訓練+α」とし、筆者が厳選した10件の研究をもとに、この記事でまとめます。 なお、課題指向型訓練のみの効果はこちらの記事にまとめています。 課題指向型訓練+αによって、課題指向型訓練単独よりも大きな効果を報告しているも
¥500脳卒中患者に対する上肢の課題指向型訓練のエビデンスと臨床応用#3 【ランダム化比較試験編Ⅱ/慢性期Part.1 2020年版】
課題指向型訓練はこれまでの研究数が多く、シンプルな課題指向型訓練に加えて、ミラーセラピーと併用するもの、電気刺激と併用するものなど数多くのパターンがあります。 ここでは、シンプルな課題指向型訓練を紹介します。 他の療法と併用するものは「派生型」とし、次の記事でまとめます。 慢性期の脳卒中患者に対する課題指向型訓練の上肢運動障害への効果 No. 1da Silva PBら(2015)は発症から41.4 (11.89)ヶ月、年齢70.4 (7.83)歳の脳卒中患者に対する課
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脳卒中患者に対する上肢の課題指向型訓練のエビデンスと臨床応用#2 【ランダム化比較試験編Ⅰ/回復期 2020年版】
回復期の脳卒中患者に対する上肢の課題指向型訓練の効果①Arya KNら(2012)は、発症から3ヶ月程度、年齢52歳前後の脳卒中患者51人に対するMeaningful task-specific training (以下、MTST) の効果を検証しました。 リハビリ介入前のFugl-Meyer Assessment Upper Extremity (以下、FMAUE)スコアは11.98 + 9.74でしたので、重度の運動麻痺を持つ人たちが対象になったようです。 Fugl-
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