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念願のマツダスタジアムでカープを全力応援!!

夢の実現

昨年横浜スタジアムで推し球団である広島東洋カープのゲームを観戦しましたが、そのときからこんな目標を立てていました。

「来年はマツダスタジアムでカープを応援しよう!!」

マツダスタジアムとは広島にあるカープのホーム球場のこと。今度はホーム側としてたくさんのカープファンと一緒に応援したいと思ったのです。

そして時は経ち今年、ネットでポチポチして念願のマツダスタジアムでの観戦チケットを購入。真夏のゲームではありますが、Rさんとともに張り切って初本拠地観戦へと向かいました。


カープのまち・広島

試合の前日から「青春18きっぷ」でのんびりと西へ進み、岡山で一泊。翌日またも18きっぷで広島駅に到着しました。僕にとっては初めての広島です。

ついに来た

最初に発見したのはこのマンホール。カープのキャラクター・カープ坊やが描かれています。

17:00に球場に着くように、広島城を訪れるなどして時間を潰して再び広島駅へ。駅中にはカープのユニフォームを着た人、人、人!!!駅全体が真っ赤に染まっていました。そしてその群衆は一路マツダスタジアムへと足を進めます。圧巻の一言に尽きます。

スタジアム近くのローソンは赤く染まっていて、東横インの看板でさえも青ではなく赤い文字。奇しくもこの日はまたも対DeNAベイスターズ戦であったため、まるでベイスターズの青を使うことを強く禁じているのではないかと思うほどでした。

赤いローソン
赤い群衆に導かれるように球場へ

球場入り

17:15頃に球場に入ると、早くもこの日のスターティングメンバーの発表が行われようとしていました。実はこれを楽しみにしていて、本当なら自席で見たかったのですが、それは叶いませんでした。が、隙間からスクリーンを覗くことくらいはできました。

推しの坂倉選手がスタメン入り!!!
この日のスタメン

今日はカープのレジェンドOBピッチャーであるクリス・ジョンソンが球場に来ていて、セレモニーピッチングを行いました。球場は大いに賑わいました。

マウンドに立つジョンソン氏

今回は1塁側の内野指定席を購入しましたが、座席の位置が外野寄りだったのが惜しいところでした。しかし列の端っこで試合中の出入りがしやすかったのは良い点でした。それをいいことにRさんは酒とつまみを買うために何度か往来しました笑。

暑い中熱い応援を送る

この日は両チームとも左腕のエースを送り、投手戦が予想されました。その予想通り、お互いチャンスを掴んだはいいものの、点が入らないイニングが続きました。

それでも外野席にいる応援団を中心に、スタジアムのカープファンは声援を送り続けます。この日の最高気温は38℃、ナイターとはいえ35℃を悠に超える環境下。汗を流しながら歓喜の時を待ちます。

すると4回、ツーアウトから推しの坂倉選手がヒットを放つと、次の菊池選手がファウルラインギリギリを突くツーベース。スタジアムが揺れる中、全力疾走の坂倉選手が見事ホームイン!!ハマのエースから奪った先制にカープファンは大歓喜。「宮島さん」を熱唱して喜びを分かち合います。

そして次の矢野選手もタイムリーを放ち、この回2点を先制。矢野選手は前後の守備でも大活躍し、ファンの歓声を受けました。

名物・“バルーン飛ばし”

野球には“ラッキーセブン”というワードがあります。9イニングのうち7イニング目に何かラッキーなことが起きるのではないか?そう願ってより一層の声援を送る儀礼的(?)時間です。

各チームのファンはこの7回の攻撃の前にチームの歌を歌うなどして勝利へ一致団結します。カープも例に漏れず「それいけカープ」を大合唱するのですが、ホームであるマツダスタジアムではそのあとに赤いジェット風船を空に向けて飛ばす“バルーン飛ばし”があります。その光景もぜひこの目に焼きつけておきたかったのです。

7回表の1アウト目から周囲の“バルーン隊”は続々と風船を膨らまし始めます。するとどこからかパンッ、と虚しくも風船が割れる音も聞こえてきました。ピッチャーがボールを投げる度にパンッと音がするので「そう早まらなくてもいいのに」と少なからず思ってしまいました。

???「落ち着けぃ」

そして7回裏・カープの攻撃へ。曲が流れ、スタンドのみんなで「カープ、カープ、カープ広島、広島カープ♪」と合唱。歌い終えた直後、待ってましたと言わんばかりに赤いジェット風船が天高く発射されました。浮遊時間はほんの僅か。夏の花火のような華やかさと儚さがありました。

汗だくの歓喜

時は経ち、9回表に。マウンドにはクローザーの栗林投手が上がりました。スコアは2-1でカープのリードは僅か1点です。

これまでの勤続疲労が祟ったか、1死1、2塁のピンチに。外野の応援団が「頑張れ頑張れ栗林」と声をあげ、それに合わせるように内野の我々も声援を送ります。

それが選手に伝わったのか、続く打者を三振に抑えると、ラストバッターはサードファウルフライに。1点のリードを守りきり、見事勝利をものにしました!!!

こいほー🎏

夜の広島はとんでもなく暑く、酒も飲んでいたために汗はダクダク、喉もカラカラと脱水症状に足を入れかけていましたが、そんな中見届けた勝利は何にも代えることのできない特別なものです。これぞ暑さを乗り切って掴んだ勝利です!!!

※と言ったって僕はただ観て応援してただけで、直接な貢献はゼロです。それに脱水症状未遂を美談にしてはいけません。良い子の皆さんは真似をしないようにしましょう。

ヒーローインタビュー

最後にヒーローインタビューを行い、これにてお開きになりました。スタジアムの出口付近では今日のゲストのジョンソン氏が登場!!ファンは大歓喜。

500系の元グリーン車で戦勝会

広島駅で酒とつまみを買い出しし、新幹線で岡山に戻ります。新幹線で一杯!というわけなのですが、今回乗る列車がコチラ。

カッコいい〜!!!

鉄道ファンでなくとも大人気なこの列車は500系。かつてはのぞみ号として活躍していましたが、現在は山陽新幹線専用のこだま号として使われています。

そしてこの500系には、ひとつだけハイスペックな車両がついているのです!!

ジャジャ〜ン

なんとも豪華な座席!!実はこれ、かつてのぞみ号として運行されていた頃のグリーン車なんです。

のぞみ号の16両編成からこだま号の8両編成に短縮する際、グリーン車であった車両を普通車に格下げして組み込んだのです。なので料金が他の車両と同じ普通車指定席料金と、超おトクです!!

かなり倒れる

このように幅広いシート、深く倒れるリクライニングにありつけることができるので、500系こだまの6号車は鉄道ファンに人気なのです。

念願のマツダスタジアムに来れて、試合に勝って、おトクで素晴らしい座席に身を預けて、、、本当に最高な一日でした!!!


缶チューハイをプシュっと開け、渇いた喉に流し込みます。あぁ〜〜!ウマい!!!

最高

今夜は気持ちよく眠れること間違いないでしょう。

《おしまい》

追伸:どーして今4位にいるんでしょーか?

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