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【Storyvilleアーカイブ⑤】『創作とAI ~AI開発者と考える芸術の未来~』ゲスト: Sta(クリエイター) 2023年7月29日開催
今回は2023年7月29日に「Storyville」が開催しましたトークイベント、「創作とAI ~AI開発者と考える芸術の未来~」をご紹介します。登壇者のSta(妹尾泰隆)さんは、多彩な才能を持つクリエイターで、2021年には日本語の文章・小説を生成できるAI「AIのべりすと」やおえかきAI「とりんさまAI」を発表されています。 本トークイベントは二部制。第一部では、「AIセーフティの研究と活用可能性について」というテーマの元、まだまだ浅いAIの歴史についてや、世間が危惧
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【Storyvilleアーカイブ③】『川越宗一さんに聞く「創作と史実のあいだ」』ゲスト:川越宗一(2021年11月3日開催)
今回は21年11月3日に開催された「Storyville」主催のトークイベント、「川越宗一さんに聞く『創作と史実のあいだ』」をご紹介します。川越宗一さんはみなさんもよくご存じの歴史冒険小説『熱源』(文藝春秋)で、第9回本屋が選ぶ時代小説大賞と、第162回直木賞をダブル受賞されました。 このトークイベントでは『熱源』の創作秘話を軸に、史実を内包する歴史小説を書くことと完全なフィクションを書くことの違いについて、また、川越さんご自身がいかにして小説家を志されたかといったお話を、
【Storyvilleアーカイブ②+上村裕香さん追加インタビュー】「創作の衝動 つづりつづける作家たち」上村裕香×窪美澄(2022年12月17日開催)|
2022年12月17日、「創作の衝動 つづりつづける作家たち」というトークイベントが開催された。これは当時、本学文芸表現学科3回生(現本学大学院芸術環境専攻1回生)であった上村裕香さんが小説「救われてんじゃねえよ」で、第21回「女による女のためのR-18文学賞」の大賞を受賞されたことを記念して行われたイベントで、直木賞作家の窪美澄さんをお招きし、ふたりのトークショーが繰り広げられた。 ここ数年は新型コロナウイルスの影響で、学外の方を交えたイベントの開催が難しかったが、このイ
【Storyvilleアーカイブ①】『「 」に隣る 今日マチ子さんと考える いま、戦争を描くこと読むこと』ゲスト:今日マチ子(2022年7月13日開催)
今回は2022年7月13日に開催したイベント『「 」に隣る 今日マチ子さんと考える いま、戦争を描くこと読むこと』をご紹介します。 漫画家である今日マチ子さんは、『アノネ、』『いちご戦争』『パライソ』といった、戦争を題材とした作品を手がけられてきました。このイベントは、今日マチ子さんが原作の『cocoon』の舞台化作品が、本大学にある春秋座にて上演されたことに先立ち、今日さんをゲストにお迎えし開催しました。今日さんがゲストということで、文芸表現学科の学生だけでなく、マンガ