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短編小説「BEAST NOON」シリーズ

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SF短編小説 「BEAST NOON」2

 白い柴犬のバルペスと雪豹のアンシアは爆発があったシールド管理局の方へ向かっている。

 シールド管理局:空にあるシールドを24時間体制で管理する機関。これにより太陽光の遮断や雨などを遮断する。管理してるのは夜行性の生き物たちで太陽光を遮断して強制的に24時間夜にしている。

「シールド管理局で爆発、なにがあったんだ。テロだったらまずい事になる」雪豹のアンシアは管理局での爆発の原因を考えていた。

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SF短編小説 「BEAST NOON」

 太陽が上らない世界。僕ら昼行性の生き物達は日光を浴びたい。

 夜行性の生き物達にとってはきっと毎日が昼なのだろう。

 自己紹介です。僕は柴犬のバルペス。理由があって警官に追われてます。

 薄暗い町の中、一匹の犬が警官に追われてる。

「ハァ、ハァ、ハァ、ハァ。走らないと、捕まる訳にはいかない」

「ピピー」

「待て〜、止まれ、止まるんだ」

「うわっなに?」

「またあいつか」

「お〜

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