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「やる気のあるヤツは去れ」を思い出す本、ずるい仕事術
元テレ東のプロデューサー、佐久間さんの本です。
佐久間さんはゴッドタンを始めるとき、
「どうせ半年で終わるから、好きなことしよう」
と、思ってたそうです。
これは本文には書いてなくて、ゴッドタンが7年続いたときに番組内で言ってた話。
どちらかというとサラリーマンとしての教訓が多いです。
敵を作らない佐久間さんの処世術。
パワハラ全開の時代にADになって、
「オレは絶対に、もっといい空気で、もっといい番組を作ってやる」
と決意して挑んできたそう。
佐久間さんいわく、
・「おい!これやっとけよ」
・「悪いけど、これやっといてくれる?」
このふたつに労力の差はない、とのこと。
たしかに。笑
それだったら後者を言うに越したことはない、とおっしゃってます。
個人的におもしろかったのは、「夢が大きい人は意外と挫折する」というところ。
「たかがしごと」とクールなスタンスをとってる人とか、「ほかのしごとよりラクそうだったから」て感じでやってる人のほうが、意外と活躍しているとか。
(佐久間さんも熱いタイプというより、飄々としたタイプ?)
(寝坊とかめっちゃするらしい)
ここでタモリさんの名言、
「やる気のあるヤツは去れ」
を、思い出しました。
タモさんいわく、やる気満々なヤツはウザイってことでしょうね。笑
もう少し掘ると、物事の本質は、前しか見てないヤツにはわからない。
一歩下がって見たり、斜めに見たり、俯瞰で見ることができないヤツに、おもしろいことは思いつかないよね…ということらしいです。
なんかわかる気もする。
思うに、真っ直ぐな人は応用が効かなくて、イレギュラーなことが起こると折れてしまうんですよね、たぶん。
冷静に多角的な視点を持ってないと、結局は生き残れない、という意味だろうと思いました。
けっこう深いなあ。
わたしが勝手に深く考えてるだけカモ。
成功してる人はもちろんやる気がある。
それは当たり前なんだけど、要はそのやる気の見せ方とか、出し方の問題なんだなきっと。
「いいな」と「ウザイ」の境界線は。
そういえばこれと似た話で、さんまとブラマヨ吉田が「ホンマでっか!TV」で話してたこともおもしろかった。
「やたらと目を見て話を聞く後輩は、ウソくさい」
という話。
わかるわかる‼︎と、ものすご納得した。笑
こんな感じで芋づる式にいろんなことを思い出せる、おもしろい一冊です。
※前に書いたことあるのですが、読んでて既視感ありました。わたしは。
ウチのダンナと基本的性格が似てるので。。
(ウチのダンナは佐久間さんからやる気を抜き取ったバージョン)
そのときの記事はコチラ ↓
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