【翻訳】英国メディアがウクライナのネオナチを「ホワイトウォッシング」していると、英国のジャーナリストがRTに語った
Russia Today 2022年5月29日
ウクライナ西部で極右がいかに横行しているかを現地で見たという『モーニングスター』編集長
英国の主要メディアはウクライナ紛争を片寄った報道で伝え、同国のネオナチを擁護するよう努めていると、ロンドン紙「モーニングスター」の国際編集者スティーブ・スウィーニー氏がRTに語っている。
ポーランドとの国境に近いリヴィウ市から最近帰国したスウィーニー氏は、"英国メディアの(ウクライナに関する)報道は今や信じられないほど制限されている "ため、自ら現地に足を運ばなければならなかったと述べた。
「タイムズ、テレグラフ、ガーディアン、BBC、スカイニュース、チャンネル4は、キエフとリヴィウから、ロシアとの紛争で起きていることについて、政府路線やNATO路線からまったく逸脱しない同一の報道をしている」と彼は言う。
「【ネオナチ】アゾフ(軍事大隊)を、ウクライナには何の影響力もない、あるいは単に誤解された民族主義者であるとして、本当に白紙に戻し、あるいは更生させるための大きな力が働いている」と、同ジャーナリストは指摘した。
アゾフ大隊は、ウクライナ軍に所属する悪名高いネオナチ部隊である。そのメンバーは、モスクワの軍事作戦が始まって以来、戦略的な港湾都市マリウポリでロシア軍と戦ってきた。彼らの多くは殺され、指揮官を含む残りは数週間にわたってアゾフスタル製鉄所に立てこもった後、5月の初めに武器を捨てた。降伏した兵士たちの映像には、卍などのナチスのシンボルの刺青をした兵士が多く映っていた。
スウィーニー氏は、アゾフ大隊に関するBBCの報道を " 極悪非道なファシズム否定記事 " とまで評した。
モーニングスター編集長は、リヴィウで見たものについて、ポーランドから「街自体が基本的にファシストと傭兵、そして民間の輸送網を使ってウクライナに入ってくる軍服姿の人々でいっぱいだった」と述べた。
軍服を着た外国人は自らを「ロシア人を殺すために」ウクライナに来たと豪語し、両手を広げて歓迎されまくる。「レッドカーペットを敷かれ、背中を叩かれ、英雄として扱われる」と彼は言った。
しかし、ジャーナリストとして、ウクライナ当局から全く違う扱いを受けたとも語っている。
「ウクライナでの仕事について質問され、スパイだと言われ、逮捕されて拷問を受けることになりそうだと言われ、さらにもっとひどい、つまり殺される可能性もあると言われました」とスウィーニー氏は振り返った。
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