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人生で1番の生地はこの生地です
ブログをご覧の皆様、こんにちは
stile lavitaの関谷です。
昨日から雨が降ったり止んだりですね。この悪天候から秋の気候に突入する感じですね。
今週末は、土曜日のみの営業で日曜日は諸用でお休みします。
ご連絡などもすぐには返せないかと思います。ご不便おかけして申し訳ありませんがよろしくお願いします。
いきなりですが、問題です。
下の画像はどこでしょう???
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正解はドブクロスです。リンク貼っておきます
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本日はこの場所から生まれた個人的No1の生地をご紹介いたします。
1.英国生地の魅力
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スーツのシルエットが少しづつ、クラシック回帰している今日この頃。
以前までのタイト、細めの様なシルエットよりは適度なゆとりで
お仕立ていただくことも増えています。
そうなってくると、ある意味必然的に生地も英国生地をお選びいただくことも多いですね。
英国生地の魅力は、なんと言っても抜群のハリコシで、色味や柄は、よく言えばシック、クラシカル、悪く言えば地味めな印象です。
シルエットの話でもそうですが、より落ち着いた印象のものや長くきれるタフさなどを以前に比べて重要視される方が増えた様な感じがします。
個人的に20代の頃は、わかりやすい艶感や色味のものをよく作っていましたが、30代になって気持ち的にも妙に英国生地に惹かれている自分もおります。
(現に今季作っている生地はほぼ英国ものです。)
2.奇跡の1着ドブクロス
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「ジョン・クーパー(JOHN COOPER)」は、伝統的な英国生地「ドブクロス」を提供するスーツ生地ブランドです。
彼らのドブクロスは、希少な低速織機で織られ、英国生地の風合いを保ちつつ、丈夫で高品質な生地として評価されています。
この生地は、独特の風格を持ち、ジェントルマンの品格を引き立てます。現在、この伝統的な生地を提供する織機は希少で、修理が難しいため、将来的な入手が難しいかもしれません。
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ジョン・クーパーのドブクロスは、英国生地の愛好家にとって希少な選択肢です。画像低速織機であるドブクロスルームは、現在主流のエアジェット織機に比べて約6倍の時間をかけて記事を織っています。洋服も引っ張ると生地がピンっと張ると思いますが、それが糸のテンションです。ゆっくり織る事で、糸本来の柔らかさはそのままに生地の安定感と弾力性を持ち合わせています。実際、僕もこの生地を触った瞬間、今まで見てきた中で、直感的にマイベストと感じました!
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3.お客様仕上がり
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この生地はスーパー140'sのウールに、カシミアとシルバーミンクそれぞれ混紡しております。
ネイビーのヘリンボーンはいやらしくない絶妙な光沢感と、生地の安定感が仕立て映えの良さをよく表しています。画像手足が長く、すらっとした体型でしたので、縦のバランスを意識して採寸させて頂きました。
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最初は少し硬く感じるかもしれませんが、着用回数が増えていくことによってどんどん身体への馴染み感を感じれるのも英国生地の魅力です!
4.まとめ
いかがでしたでしょうか?
インスタグラムではちょくちょく小出しでストーリーなどにアップしていましたが、ブログを再開するにあたってこの生地については書こうとずっと思っていました。
写真では、わかりにくいぬめり感のある肌触りなどご興味あれば是非店頭でご覧ください。
御拝読いただきありがとうございました。
各種リンクからお問い合わせが可能です。
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