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[ 言葉を埋めた夢の跡地 ]

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詩や小説などの創作物たち。
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感想文が転じて、詩となる。

感想文が転じて、詩となる。

「創作意欲は、どこから来ているのか」

答えは人それぞれだけれど、私は漫画やアニメ、小説や映画などを観た時に、感情の吐き出しとして詩を書いたりすることがある。

この曲良いな。

こんな解釈かな?なんて、自分で勝手に考えて沸き立った想いを綴る。

そうして出来上がったものが多い。

感想文に近いかもしれないけれど、「この時はあの漫画読んで書いたなぁ」とか「あの映画のやつだ」なんて、振り返ったりでき

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梅雨のち、ときどき晴れの日

梅雨のち、ときどき晴れの日

今日、私が住んでいるところは晴れていた。

昨日はあんなに雷が鳴り響いていて、窓は雨と風が激しく叩いていたのに。

今日は、お昼からゆっくりと買い物をしていた。

だいたい、日曜に彼とスーパーマーケットへ出かけているのだけれど、今日は特別あちこち人がいっぱいだった気がする。

きっと、昨日出かけられなかった人の群れが一気に押し寄せたのだろう。

・・・

澄み切った空を見ていると、梅雨に入ったのが

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「何もしたくない」と、「何かしたい」は、同じかもしれない。

「何もしたくない」と、「何かしたい」は、同じかもしれない。

「何もしたくない」

そう呟いた言葉が、空を舞った。

「本当に何もしたくない」

別に言葉を吐いたって、誰かから返答が来ることもない。

この小さな部屋で、私は嘆いているだけだ。

何もしたくないと言いつつ、スマホを触り、どこか、何か、と探している。

何かをしていない自分に、落ち着かないのだ。

「ゲーム飽きてきたなぁ…」と呟いきながら切った電源ボタンを、翌日また押してみる。

そして何となく

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窓に映る私の顔。

車の後部座席から窓の外を見て、
私は子どもだなと感じた。

バスの窓に映る顔を見て、
大人になったなと感じた。

飛行機の窓に映る顔を眺めて、
何処へでも行ける自由を感じた。

電車の窓から見える遠くの景色を見て、
胸が高鳴った。

車の助手席に座って窓に映る私を見ると、
幸せそうに微笑んでいた。

今、あなたの瞳に映る私はどんな顔をしていますか?
#ショートショート #ショートストーリー

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夏って、不思議な音がする。

夏って、不思議な音がする。

空を見ると、なんとなく想いを馳せる瞬間がある。
それと共に創作意欲がツンツンとつつかれて、言葉を記したくなる。

過去のノートにもびっしり書かれてあったり、どこかのサイトにこっそり投稿していたポエムなんかも引っ張ってリメイクして出したいな。

それこそ、自分の写真なんかと一緒に。

・・・

今日は少し肌寒い。

明日は映画デートになりそうな予感。
#散文詩 #ポエム #詩 #創作 #フォトポエ

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梅雨がきて、夏がくる。

梅雨がきて、夏がくる。

私の住む、東海地方も梅雨入り。

梅雨が明ける前から夏のような日が続いていたけれど、はじめての梅雨にドキドキする。

夏は好きですが、同時に嫌いでもある。

そんな夏の詩。

・・・

今週のデートは、紫陽花を見に行こうかと計画中。

晴れるといいけれど。
#散文詩 #ポエム #詩 #創作 #フォトポエム #写真 #夏 #毎日投稿 #毎日更新 #毎日note #ライター #物書き

小さい頃の夢は、現在停滞期。

小さい頃の夢は、現在停滞期。

小さい頃。私の将来の夢は「可愛いお嫁さん」になることだった。

28歳になって3日目の昼下がり。

手作りの弁当をつつく私はため息をついて、雲ひとつない空を見上げた。清々しいまでの青い色。

「こんないい天気なのに仕事してんの?」って太陽にも笑われている気がしてならない。

上村もと子、28歳。独身な上に今現在付き合っている人もいない。

そして実家暮らし。

しかし、3つ年の離れた妹は、20歳の

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金平糖は、魔法のお薬。

「おねぇちゃん、げんきないね」

え・・・?

ベンチで腰掛けていた私の頭上から降ってきた声に、そっと顔を上げる。

そこには5、6歳くらいの女の子が立っていた。

「これ、あげる。」

差し出した拳の中のものを受け取るように、私は手を出した。

手から渡されたものは、小さなキラキラとした星の形。それは金平糖だった。

「星の形が

可愛いね。」
そう女の子に言うと、

「げんきがでる、まほうのお

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闇に溶かした、謝罪。

闇に溶かした、謝罪。



朝が来る少し前、1番ネガティブな感情が出てくると思う。

それを闇に溶かして、笑えたら。

夜が帰る頃、とても冷たい空気が流れる。

心地よいような、気持ち悪いような。

そんな朝。
#詩 #写真 #夜 #朝 #ポエム #散文詩 #創作 #エッセイ #毎日note #物書き #ライター #好き #趣味 #poem #気持ち #人生

大好きを守りたい。

大好きを守りたい。



オレンジうさぎの毛玉ちゃん。
ピンクうさぎのモモちゃん。

私の好きなもの。

ぬいぐるみは大好きだけど、いつかボロボロになっちゃって、サヨナラしなくちゃいけない日がくるけれど、今は、ぬいぐるみのお医者さんがいる。

ぬいぐるみ専用の病院だってある。

昔は考えつかなかったけれど、今は病院で治療を受けさせることもできるし、これからもっと長くいられる可能性もある。

小さい時にさよならした子たち

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初めて食べた時の感動を。

初めて食べた時の感動を。



豆苗を初めて食べた時、あまりの美味しさに感動して、また育てて食べて、たまに育て方間違えて、苦い豆苗になったりしたんだけど、それでも切ったところからまた生えてくる豆苗の強さが好きだったなぁと思った。

実は、豆苗を初めて食べた時に書いたもので、もう少し気持ちを込めてアレンジしました。

以前書いたものも一緒に掲載。

豆苗の豚肉巻き食べたいなぁ。
#詩 #写真 #豆苗 #ポエム #散文詩 #創

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詩と写真とを結ぶ何かを作りたい。

詩と写真とを結ぶ何かを作りたい。

やりたいことを少しずつ、カタチにできるようにと動き始めた今年の1月から、結構あっという間に4月も終わりを迎えている。

しかし、パソコンがアクティブに使えない状況だから、アプリでもいいから何かを作りたいと思った。

それが、詩と写真とを結ぶ何か。

色々調べていくうちに、そのような作品があるとしり、それをフォトポエムというらしい。

今日は、フォトポエムを作ってみた。

いつかのインスタのストーリ

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「時間軸」

「時間軸」

激動の日々

刻んだ思い出たち

僕らは戻らない時間の中を

夢中で走り続けた

支え合ってきた仲間たち

その目は光輝いていた

さぁ「旅立ち」という言葉を掲げ

それぞれの道を歩いていこう

荒波のような試練が待ち受けていようとも

門出を祝福するように

優しく咲きほこる桜の道を
#ライター #毎日更新 #毎日note #毎日投稿 #毎日更新倶楽部 #ポエム #詩 #卒業 #poem #言

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