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星野リゾートとSDGs

SDGs(Sustainable Development Goals)
最近よく耳にする言葉です。
メディアでもSDGsに特化した企画を放送したり、世界中の大企業がSDGsの達成に向けたロードマップを発表するなど、世界が一丸となって持続可能な社会へと進化しようとしています。

私自身も大学時代に卒論のテーマにするなど、学んだ分野の一つでもあります。

今回の記事は、星野リゾートとSDGsの関係についてです。みなさんは星野リゾートと聞くとSDGsと言うイメージをお持ちですか?持っていないと言う人が多数ではないでしょうか? ぜひコメントで教えてください!
星野リゾートがどのようにSDGsを推進しているのかご紹介します。

勝手にSDGs

星野リゾートはSDGsをCSV経営(企業の社会的価値も大切にすると言う考え方)のためのフレームワークと捉え、勝手にSDGsと題して様々な活動を行っています。その中から、いくつかピックアップしてご紹介します。


脱プラスチック

最近はレジ袋が有料になるなど、脱プラスチックの動きが加速しています。
星野リゾートでも、脱プラスチックに向けた活動をしており、その一つがペットボトルの廃止です。

客室にペットボトルの水の設置をやめ、トラベルライブラリーをはじめとするパブリックスペースにウォーターサーバーの設置をしています。

界 阿蘇のトラベルライブラリー

また、歯ブラシのリサイクルにも取り組んでおり、複数施設の運営を行う企業では唯一の取り組みです。


ご当地楽

SDGsと聞くと環境負荷に対する取り組みを想像する方も多いと思いますが、産業や都市に関する目標も設定されおり、この分野にも星野リゾートの取り組みがあります。

例えば、星野リゾートの温泉旅館ブランド「界」ではご当地楽と言う催しを行っており、そのご当地の伝統工芸などに触れていただけます。

私が働く、界 由布院ではわら綯い体験と言うご当地楽を用意しており、それぞれの地域の文化や伝統の継承に取り組んでいます。

また、都市型ホテルのOMOではGo-KINJOと言うガイドブックなどには載らないディープな街の姿を紹介する取り組みを行なっており、観光を通じて持続可能な社会の形成に取り組んでいます。


水力発電

星野リゾートの星のや軽井沢では、施設の中央を流れる川を使用して水力発電を星野温泉開業当初から行っています。年間平均発電量は約76万kWhとなっており、これは一般家庭約176世帯分に相当します。
また、水力発電に必要な調整池などが星のや軽井沢の景観の維持にも寄与しています。

星のや軽井沢の水力発電所


最後に

いかがでしたでしょうか?
観光産業を営む企業だからこそできる取り組みもあれば、そんなことまで!?と思うことまで、多岐にわたる内容ではないでしょうか?

ご紹介したものは一部であり、全てではありません。

SDGsと言う今までになかった側面から星野リゾートを見ると、今までわからなかった魅力が見えてくると思います。

ぜひ、星野リゾートをご利用された際はSDGsと言う視点からも施設を見てみてくださいね!

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