「LOVE BY CHNCE 2」タイBL
おはようございます、雲州鳩です。突然のタイBLレビュー!
とは言え、私がこの「LOVE BY CHACE」シリーズをBlu-rayで購入してから、ほぼ一年近く経過しておりまして。特にタイBLに詳しい方なら「今更!?」感あふれていると思います。
タイBLは、今やアジアエンタメに欠かせない傑作を多く特出しており、日本でもたくさんのファンを魅了しています。私がハマったのはYouTubeで「SOTUS」や「2gether」という、二大傑作の布教映像を観たのがキッカケ。
ちょうどコロナ禍だったこともあり、楽天テレビにてレンタル購入し一気に楽しみました。
ただ、その当時にはまだ家の相続問題で大きく人生が揺さぶられておりまして。とてもBlu-rayを購入する余裕も無くて。今のマンションに引っ越しをして落ち着いた、2023年の夏くらいにこの「LOVE BY CHANCE」を①からアマプラで観て、本格的に大ハマりしました。迷いなくディスク版をポチってしまった。
私は、シーズン①のメインカップリングだったエー×ピートよりも「大喧嘩カップル」であるティン×キャンの二人に溺れてしまいまして。私は昔から、喧嘩から始まる二人の組み合わせに弱いんですよ。
大富豪の家に生まれながら両親にネグレクトされ、信じていた兄に残酷な裏切りをされた貴公子のティンが、最初は性格が歪んでしまって「金と権力が全て」「愛などいらぬ(by北斗の拳)」よろしく孤独に生きて来たんだけど、大学で知り合ったおバカ天然元気っ子であるキャンの鉄拳を食らってしまう。
ここで、「ああ、この粘着質な色白の黒い貴公子に、このワンコ君が虐められるのね」と思いきや、ティンはすっかり愛のパンチ(2回)で心奪われキャンに参ってしまって。
生まれて遊び以外の初めての恋愛で、高い商品を買い与えてしまって怒られたり、突然キスをかまして(真昼間の大学校内)、これまた「恋愛?! ナニソレ食えるの?」的なキャンに「オ、俺のファーストキス〜!!」と激昂されてしまう。
ところが不幸中の幸いで、キャンは三分経過すると奪われたキスのこともすっかり忘れる特異体質。「俺ら、友達だな!」と、ティンが求めるロマンチックな方向性とは真逆の関係をティンに求めてくる。
まあこの「破れ鍋に綴じ蓋」カップルが、めでたくくっつくまでが「LOVE BY CHANCE②」のストーリーになります。
この二人のプラトニックキスがね〜、ティン役の俳優さんの素晴らしい演技力のおかげで、芸術的なまでに淡く切なく美しいんです。
この作品は確かに本筋は「大学生二人の恋愛」なんだけれど、何より熱い友情や家族の絆がフューチャーされていてそれも大好きなのです。
最近、国内の恋愛ドラマからすっかり卒業してしまって。ボーイズラブも国外物ばかり観ている中で、お勧めするボーイズラブ。このGWにもしご興味がある方がいれば、アマプラor楽天テレビでお楽しみください。
私の中では、「氷の王子様」であるティンは雪のように色が白い、長身のイケメンなので「これぞ、安倍晴明現代版」なのです。よって元気な太陽っ子のキャンは、源博雅ということになりますねえ〜。
今日も良い天気になりそうですね。私はまた夕方に散歩にでも行こうかな。