冨井大裕さんと日常から異次元を創造する:アート思考サロン第2回を開催します
私たちの身の周りにはモノが溢れています。それらのモノには、私たちの生活を便利にする機能が備わっています。しかし、視点を変えると全く別の姿が見えてきます。アーティストの冨井大裕さんは、既製品に最小限の手を加えることで、それらを固定された意味から解放し、色や形をそなえた造形要素として、「彫刻」のあらたな可能性を模索しています。
冨井大裕さんをお迎えして、アート思考サロン in 代官山 第2回 冨井大裕氏と語る「思考の飛躍:日常から異次元へ」を開催します。
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日用品を本来の機能から解放させる
冨井大裕さんは、スーパーボール、画鋲、お店の紙袋など、日常のありふれたモノを使って作品を制作しています。例えば東京国立近代美術館で展示された画鋲を敷き詰めた《ゴールドフィンガー》、27,225本の画鋲を整然と並べ壁に押し込むと、普通の画鋲が作品としての輝きを帯びてきます。
画鋲も27,000本並ぶと紙を貼るという本来の機能ではなく、異次元の世界が見えてきます。機能第一でモノを見てしまう私たちに気づきを与えてくれます。
想定を超えた驚きに出会う
冨井さんは、本来の機能から解放させる作品制作について、次のように語っています。
このようにして、日常のモノから異次元の世界を創り出すことができたときの驚きを大切にしています。
異次元を創出するワークショップ
今回のアート思考サロンでは、皆さんのところに、なんらかの告知のために送られてきたDMを彫刻に変貌させるワークショップを行います。
そして、自身が制作した作品を書店の「ここだ」と思ったところに置いて、異次元を創出していただきます。
冨井さんと一緒に驚きの体験をしていただけます。
皆様のご参加をお待ちしております。
開催概要
アート思考サロン in 代官山 第2回 冨井大裕氏と語る「思考の飛躍:日常から異次元へ」
日時:2023年12月6日(水)19:00~ 21:00
場所:代官山蔦屋書店3号館 2階 SHARE LOUNGE
詳細、お申し込みはこちらからお願いいたします。
第1回の様子は下記をご覧ください。
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