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アーユルヴェーダと食生活・体質改善への取り組み

おこんにちは、NAOです。

今日は、今年の目標の中であげていた「食生活改善を続ける」という項目について詳しくまとめてみようと思います。

きっかけはジンバブエにきてから習い始めたヨガでした。
これまで全くヨガは経験がなく、体もガチガチだし運動神経ゼロ(走れない投げられない泳げないで有名なあたし。泣)なのですが、個人の状態に合わせてもらえてとても気持ちよく体を動かせています。
ヨガだけでなく、ヨガのもとになっている思想やアーユルヴェーダについても教えていただく機会があり、これまでだましだましやってきた体の不調について相談したところ「そうやって考えるのか!」という発見がたくさんあり、昨年11月ころから実践しています。
ざっくり言うと、人それぞれがもっている性質を理解して、どれかに偏ってしまわないようにバランスをとっていく、という感じです(ちゃんと理解できてなかったらすみません!)。
なので「あたしの場合」の話にはなるのですが、記録も兼ねてまとめてみたいと思います。

アーユルヴェーダとドーシャチェック

アーユルヴェーダ(梵: आयुर्वेद、ラテン翻字:Āyurveda)は、インド亜大陸の伝統的医学である。ユナニ医学(ギリシャ・アラビア医学)、中国医学と共に世界三大伝統医学の一つであり、相互に影響し合って発展した。トリ・ドーシャと呼ばれる3つの要素(体液、病素)のバランスが崩れると病気になると考えられており、これがアーユルヴェーダの根本理論である。

ウィキペディアより

きちんと勉強するまでは、はずかしながらアーユルヴェーダ=マッサージかと思っていました…
言葉は何度も聞いたことがあるのに、全然わかっていないものですね。
上記にあるトリ・ドーシャという3つの要素のなかで自分はどのような割合になっているのかを調べるのが「ドーシャチェック」なのですが、簡単なものだと自分でアンケートに回答しながらやってみることができます。気になる方はぜひ検索してみてください♪

近年の自覚症状

近年というか長いこと放置してしまっていた、半ば体質だからしょうがないとあきらめていた自覚症状が多々ありました。
ざっくりあげると
・便秘
・冷え性
・乾燥肌
・PMS
などです。どれも病気ではないのですが、地味につらい…便秘はひどいと1週間に1回、長時間頑張らないと出てきてくれない状態。慣れちゃってたけど普通じゃないよね…。

ダントツで「ヴァータ」が多かった

そんなあたしがドーシャチェックをしたところ、ダントツで「ヴァータ」が多かったのです。

ヴァータ体質
冷え性や皮膚の乾燥、便秘、痛み、血行障害などが起きやすい傾向があります。性格は優柔不断です。しかし、新しいことに順応しやすく、想像力が旺盛な人です。

とやま健康パークHPより

わー、、、自覚症状そのまんま(笑)
ヴァータは風と空の性質なので、動いている状態や風によって起こる乾燥、水分や熱がない状態のイメージなんだそうです。
冷えと乾燥って別ものだと思っていたけど、つながっているんだなぁ。
性格もホントころころやってること変わったりするのでまさに。スピード感だけは自慢でした(最近なんかイマイチだけど)。
なんかここまでだと占いや心理テストっぽい雰囲気もありますが、アーユルヴェーダのすごいところは"医学"であるところ!
ヴァータが多すぎる体質であるとわかったら、次はどうやってバランスを取っていくかというところまで研究されているのです。

食生活へのアプローチ

ドーシャチェックの結果を受けてどのように問題を解決していくかについて、今回はアーユルヴェーダと消化・代謝の仕組みについて学びました。
あたしの場合は、甘いものが好きすぎてついつい取りすぎてしまうことが消化に負担をかけてしまい、代謝まで酵素がまわらず便秘になっているかもしれない、と言う問題が浮かんできました。
ヴァータが多すぎる状態からは、冷えと乾燥を抑えるために温かい水分豊富なものを取り入れるのがよさそうです。
ここから具体的に実践できることを考えていきます。

実践1 朝イチで白湯を飲む

冷えと乾燥対策でまずおすすめされたのが白湯でした。
沸騰させた水を飲める温度まで冷ますだけなので、特別な準備は必要なくすぐできるのがありがたい!
ポイントは、
・白湯を飲む前に1日で1番丁寧に歯を磨く
・食べる前、食事中に飲む(食後はあまりよくない)
朝起きて飲食する前に歯を磨くというのは聞いたことがあったけど、これもアーユルヴェーダの教えのようでインド人には常識みたいです。
食べる前に白湯を飲むと、残っている汚れを流し、食べ物が入ってくる準備になるそうです。
本当は朝以外も飲めたらいいのですが、とりあえず朝は必須として2〜3ヶ月継続できています。

実践2 味噌汁・スープで野菜をたくさん摂る

温かくて水分をとれるごはんとして、味噌汁やスープを取り入れていこうとしています。
日本では味噌汁を毎日作っていた(ような気がするというレベル)けれど、海外にいると日本から持ってきたお味噌が貴重なのでたまにしか作っていませんでした。
お通じをよくするためにも野菜で食物繊維をとっていきたいので、なるべく野菜をたくさん入れた汁物を食べていこうと思います。

実践3 甘いものは3時のおやつまで、晩ごはん以降は翌日の朝ごはんまで何も食べない

アーユルヴェーダでは「時間」もトリ・ドーシャに分けられて、何時から何時まではピッタの要素が強い時間、などと考えられているそうです。
海外生活では甘いものを食べるくらいしか楽しみがないので(泣)、いきなり甘いものを断つと言うのはなかなか難しく、まずは時間で区切りながら減らしていくことにしました。
合わせて胃腸をしっかり休ませる時間を作るため、晩ごはん以降(うちはこどもが小さいのでだいたい17-18時に晩ごはんを食べています)は食べないように気をつけています。
時々どうしてもおなかがすいてしまうときはやむを得ないときもありますが(笑)、慣れてきたら意外と大丈夫です。
18時から8時頃までの断食なのでオートファジーにはちょっと時間が足りませんが、多分この影響が1番大きい感じがしてすでに2〜3キロ痩せました!
今まで酷使しててごめんね、あたしの胃腸…。

2〜3ヶ月続けてみて感じたこと

最初は生活習慣を変えるなんてできるかなと心配でしたが、慣れて習慣化してしまえばそんなに負担に感じることはありませんでした。
0か100かとなると気負いしてしまうので、時々できない時があっても明日からまた頑張ることにして、80%くらいでもいいから続けてみようと思っています。
今日はどうしても甘いものが食べたい!とか、誕生日やクリスマスで食べすぎちゃったとか、そういうことはどうしてもあるので…
あまり自分を責めず、前向きに取り組める実践からとりあえずやってみるを大事にしています。
お通じは1ヶ月後くらいにすごく改善しました!いきまなくてするんと出るなんて感動…!!その後年末年始で乱れてまだ戻りきっていませんが、実践の方向性は合っているように感じました。
季節や天気などにも左右されるので、なかなか安定しないことも多いですが、調整の仕方を探っていけば対応できるようになるかな?
PMSについてはこちらの本をおすすめしてもらって今読んでいる途中ですが、「胃腸の調子を整える」ことができた上で、「質のいい栄養素を摂取する」重要性が説明されていて、今の方向で改善していけば軽減できるかも!?と思っています。

問題は日本に帰国後も継続できるかどうか。アフリカにいる間は自炊が中心ですが、日本は外食も安くて美味しいし、レトルト冷食なんでもあるので楽をしてしまいそう(笑)。
帰国後しばらくは日本の食を堪能するにしても、生活が落ち着いたらなるべく自炊をしてこの食生活改善を続けていこうと思います。
また中間の振り返りなどでも状況を更新していきますね♪
まだまだ長い人生、元気に楽しく過ごせるように頑張りましょう!!

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