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テイヨクヘリホミイ

こじょうゆうやが、宝船のような今この瞬間を表現する感性むき出しマガジンです。少なくとも月2回は更新しますが、農閑期の冬場に限っては更新頻度が増えることもあります。
この地球に存在する重厚なレイヤーをみなさんと一緒にとことん堪能していけたら幸いです。
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#星の行方

2025年の星の行方

天の川に耳を傾ける 【その①】 「私」であるあなたへ 一見するとまったく望みが持てないよ…

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2024年12月の星の行方

【参考記事】 【断片描写】 冥王プルートゥと、死神族長ハが地球上に訪れ始めたその頃、彼ら…

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🦌こじょうゆうやの『ゆうゆうワイワイ』2024年11月14日(vol.17) 🦌

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※試聴版です。オリジナル版(01:34:20)はマガジン購入すると視聴できます。

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2024年10月の星の行方

ゴールデンカオス 「遠くの景色が見たい。できる限り、遠くまで」 ロス・パラジオは毎日、そ…

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2024年9月の星の行方

天川星誌「日月星辰」九月号より抜粋 『浄土見学』 ある朝、眠気覚ましに両腕を上げて、背筋…

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2024年8月の星の行方

にゃんにゃん にゃあ。にゃあにゃあん。にゃ。にゃあ。 ほわお。にょあお。むおわ。ふわおん…

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2024年7月の星の行方

隣のクラスのナミと文通を始めたのは夏休みを迎える直前だった。期末テストが終わった日の放課後、部活に向かう僕を呼び止めたナミはていねいに四つ折りされたルーズリーフを渡してきた。 「なにこれ?」 僕がそう言うとナミは真面目な顔をして言った。 「宇宙の秘密。家に帰ったら読んで」 僕は数学の教科書の間にその手紙を挟んで、急いでグラウンドへ向かった。ナミは幼稚園の頃からの幼馴染だ。親同士はよくお茶を飲んだり出かけたり仲が良いけれど、体育会系の僕と文化系のナミには学校以外の接点が

2024年6月の星の行方

フトダマとマハースターマプラープタ 2024年現在、人知れず社会のあちこちに紛れ込んでいる神…

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2024年5月の星の行方

麒麟児の舞 人がぎゅうぎゅうに押し込められた電車内で、一瞬だけ窓の外の空を泳ぐものを目に…

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2024年4月の星の行方

開花師 ある時期になると、開花師と呼ばれる集団が一斉に外へ出始める。寒々しい風が吹く中、…

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2024年3月の星の行方

或る声 序 これから私が伝えることは、太古の時世から現在に至るまでに何度も何度も人類が直…

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2024年2月の星の行方

ぜんぶ手元にあるんだよ

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2024年の星の行方

『ハトヒト』 ハトの羽には人間との絆、その歴史が克明に記されている。しかし、そのことを知…

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2023年12月の星の行方

潜光開始 みなさま、こんにちは。こじょうゆうやです。 今年最後の星の行方もとことん感覚的な言葉に終始したいと思います。 どうぞお楽しみください。 さあ、2023年も最後のひとつきを迎えましたね。ひとりひとりがどんな1年を過ごしてきたのかを感じると、実にさまざまなドラマが見えてきました。そのどれもが、客観視すれば感動で咽び泣くほどの出来事ばかりだったと思われます。 先月の星の行方でも書きましたが、現在のひとりひとりの様子はおそらく大翼が開いた状態のはずです。ただし、すぐ