2025年の星の行方
天の川に耳を傾ける
【その①】 「私」であるあなたへ
一見するとまったく望みが持てないような世の中であっても、「私」という存在に関してだけは例外だと言い切ることができます。地球上には「私」という起点が80億以上も設けられていて、誰もが何らかの起点になることができます。
現時点では、まだ起点の大部分が作動していません。自分自身が起点であることを知らずに、「私」であることに気が付かずにいるからです。ただ、起点になろうとしている人は年を経るごとに増えています。
多くの人は平和、平穏、平安を漠然と望んでいます。ただ、まだその起点になることはできていません。あまりにも、漠然とし過ぎているからです。そのために人類の多くが、まるで反対の意味合いを持つ不安や恐怖に満ちた争いや分断を体験していることを、まずは理解するといいでしょう。
しかし、いつまでもそんなやり方を続けていたら、物理的な限界が訪れてしまいます。現に今の世界は、あちこちで限界を迎えています。これまでの方法ではスピード感が遅く、何もかもが間に合わなくなってしまうからです。
ここからは、「私」であるあなたが、起点にならなければなりません。では、あなたが起点になるのだとしたら、どんな目的地への起点となりますか? 本格的に年が明ける約1ヶ月の間に、あなた自身でよく検討する必要があります。
「私」の役割
「私」とは、「渡し」の意味を持ち合わせています。誰かと誰か、何かと何かをつなぐ「渡し」としての役割があります。「私」がいることで、切れ目なくつながる巡りになるのです。「私」がいなくなれば、何もかもがつながらなくなってしまいます。
「私」の誤解
「私」はよく誤解をされています。私利私欲、エゴのある状態は「私」に似たもので、「私」ではありません。先ほどの言葉を思い出してみてください。
そう言ったのは、「私」に似た誰かのままでいる人が多いからです。あなたが「私」になる時は、あなたと他の誰かに優劣や正否の違いはありません。どんな物差しでも測ることができないのです。それが「私」です。
「私」の出番
「私」でなくてはいられない星に生まれ変わる時が訪れました。「私」として、ぜひ起点になってください。「私」としての役割がひとりひとり連なれば、地球にとってもっとも幸福な瞬間が訪れるでしょう。
【その②】 天の川神楽 『白姫』
あたたかいサポートのおかげで、のびのびと執筆できております。 よりよい作品を通して、御礼をさせていただきますね。 心からの感謝と愛をぎゅうぎゅう詰めにこめて。