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亜済公
2020年6月21日 09:33
「竜のグリオールに絵を描いた男」「鱗狩人の美しき娘」「始祖の石」「嘘つきの館」 本書は以上の4編に、著者による「作品に関する覚え書き」と、おおしまゆたか によるあとがきから成っている。 解説には、次のように書かれている。「デビューからしばらくは、膨らんでくるものを抑えこみ、(大きすぎる執筆対象を)コントロールしようと努めていた。(中略) その努力が最も成功しているのは「始祖の石」だ