映画館でぜひこの飛行を、迫力を、感動を、トムを体験してほしい。「トップガン マーヴェリック」
ネタバレありで感想かきます。
これほどの完璧な続編映画は見たことないと思う。まさに、リメイクでもあり続編でもある。
物語は未だ大佐として、パイロットを続けるマーヴェリックにある日、エリートパイロット育成施設のトップガンの優秀な卒業生を集めた最難関なミッションの教官に任命される。
その中には、親友で相方であったグースの息子ルースターの姿もあった。
冒頭のシーンは前作トップガンの同様飛行場でDanger zoneが流れ、まさにトップガンきた〜って感じさせる熱いオープニング。
いきなり、映画のクライマックスのようなシーンから始まる。
命をかけてマッハ10に挑むシーンはいきなり、胸を熱くさせる。
本作ではカウントを用いることでよりハラハラさせる演出が上手いし、何度も手に汗を握ってしまった。
マッハ10に挑むシーンから始まり、訓練中の標高の高さ、重力、タイムアウト、後半の銃弾数など、繰り返される息を呑むシーンは見事だったと思う。
年数は経ってるにも関わらず、マーヴェリックの無茶する人間性、そして演じるトムクルーズの姿も大きく変わらない。
本当に36年たってるの?って思わさせる。
しかし、ミッションインポッシブルを筆頭に多くのアクション映画をとってきたトムだから今作の迫力あるシーンが取れたんだと思う。
今作のためにトムクルーズはCGIを断り続け、実際の体験にこだわり続け、キャストには、本物とF/A-18で飛行しながら演技できるよう訓練したらしい。
それを知ったときに、もう一度あの飛行シーンが見たくなっな。
前作では、トムクルーズはF-14のコックピットで撮影できたけど、他のキャストは訓練が浅く吐くなど映像とし絵ほぼ使えなかった。
しかし、今作では全員が何ヶ月も前から訓練できたからF/A-18のコックピットで演技ができた。
アイスマン役のヴァル・キルマーも出演していて、しかもアイスマン立場にも驚かせる。
前作ではアイスマンとマーヴェリックはライバル関係やったけど、今作では絶対的な信頼をもつ上司と部下になり、ここも胸熱。
さらに胸熱なのは、なんといっても前作で事故で亡くなっ町た親友グースの息子ルースターとの関係。過去を背負い、贖罪しようとするマーヴェリックと父親含め過去の出来事に恨みをもつルースター。
しかし、ミッション中に助けにいく行動やラストのセリフ「親父の代わりだ」に思わず涙流してしまった。
パンフの内容もなかなか興味深いのでおすすめ。
キャストのインタビューや映画評論家のコメントなど一般的な内容のパンフレットではなく、制作背景のみにガッツリフォーカスされ、この最高映画の軌跡を少し追うことができるよ。
この感動、この迫力、必ず映画館で体験してほしい。