『On Criticism』からゲームレビューの行く先を考える
ノエル・キャロル著作、森功次翻訳の『批評について: 芸術批評の哲学』を読みました。
割と手ごわい本で読むのに時間がかかってます。文章自体はまだ読みやすい部類でしょうが、映画や演劇のたとえが出てくるとそれがわからないので概要を掴むために寄り道……となるケースが多く時間がかかりました。
本作は、「批評とは理由に基づいた価値づけである」と主張したものです。批評家に聞いてみると、これは否定されがちな話だとか。
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