SSDM(ゲームライター)

渡邉卓也。フリーランスのゲームライター。仕事の依頼はssdm360★gmail.comまで。Twitter:@SSSSSDM

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  • ゲームを遊んで書いて儲ける楽しみと苦しみ

    ゲームライターは、ゲームを遊んで記事を書き散らかす“たのしいせいかつ”をおくっています。その日々をコラムとして週1~2回程度投稿していきます。

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    無料で公開している記事のまとめです。

  • ゲームを遊んで書いて儲ける楽しみと苦しみ 2023年

    マガジン「ゲームを遊んで書いて儲ける楽しみと苦しみ」2023年分の記事をまとめたものです。単体で全部買うと1万円ほどですが、まとめて買うと900円とお得です。

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    noteつぶやきのまとめです。

  • 2023年4月マガジン記事まとめ

    定期購読マガジン「ゲームを遊んで書いて儲ける楽しみと苦しみ」2023年4月分をまとめたものです。

最近の記事

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定期購読マガジン「ゲームを遊んで書いて儲ける楽しみと苦しみ」をはじめました

ゲームライターの渡邉卓也(SSDM)です。ゲームライターは、ゲームを遊んで感想を書き散らかせば原稿料がもらえる夢のような職業! その“たのしいせいかつ”について、定期購読マガジンで記事を書いていこうと思います。 ちなみに、僕の書いた記事で反響が大きかったものを3本挙げると以下のとおり。『どうぶつの森 ポケットキャンプ』、『ドラゴンクエスト ユア・ストーリー』、『Ice Station Z』あたりは有名でしょうか。 定期購読マガジンをはじめる理由はシンプルで、文章を定期的に

    • インターネット時代のゲーム批評

      朝日新聞デジタルに掲載されていた「音楽に批評は必要か サブスク時代、変わるリスナーと価値付けの意義」がたいへん興味深かったです。 有料記事なので細かい言及は避けますが、サブスクが当たり前の時代になって音楽批評に求められるものが変わったという話ですね。サブスクで聴くのが早いなら、そりゃあ批評は読みません。 音楽とビデオゲームはさすがにいろいろと差異があるわけですが、それでもこれは近いものがある話です。

      • ビデオゲームも無関係ではない、話題性を重視する行為のゆくすえ

        アルゼンチンのサッカーで、プロ経験のないインフルエンサーを先発に起用して話題&問題になったというニュースを見ました。 サッカーはさっぱりなのでそのあたりの文脈はさておき、話題になることを重視していくとこうなるのも当然の帰結だよなあという話です。 ビデオゲームにおいてもこれは例外ではない……というか、そういう片鱗は十分にありますよね。

        • ゲームを語る手段をもっと模索してもいいのかも

          ゲームレビューのやり方はさまざまで、テキストで書くこともあれば動画にすることもあるでしょう。マンガのような形式でエッセイ仕立てにすることもあるかもしれません。 そして、テキストを選択するにしても点数をつけてわかりやすさを優先したり、レビュー集積サイトに平均を載せたりできるわけです。 もっとよりよく伝えることはできないか。と考えていたところ、とあるものを思い出しました。

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          ホラーじゃない、「ふざけっぷりを笑うゲーム」だ! 実は奇怪なアクションゲームとして楽しい『野狗子: Slitterhead』

          2024年11月8日にリリースされた『野狗子: Slitterhead』はあまり芳しくない評判になっている。Metactiricの評判は62/100(記事執筆時点)で、期待を大きく下回るといってもいいだろう。 その状況を見て筆者は恐る恐るプレイしてみたのだが、思っていた以上におもしろく感じた。とはいえ否定的なレビューに対して真っ向から反論したいわけではなく、“ゲームに対する捉え方”が異なるがゆえに楽しめているようなのだ。 逆にいえば、『野狗子: Slitterhead』

          ホラーじゃない、「ふざけっぷりを笑うゲーム」だ! 実は奇怪なアクションゲームとして楽しい『野狗子: Slitterhead』

          呪文を組み合わせて自分だけの最強マジックを作り出そうと思いきや「じじいのケツ」じゃねーか!『マジッククラフト』

          魔法よりじじいのケツじゃねーか! ◆魔法作成✕育成豊富なローグライトbilibiliがパブリッシュしている『マジッククラフト』というゲームを遊びました。 本作は『Noita』の魔法作成システムと、『Hades』の成長要素を組み合わせたようなローグライト全方位シューティングです。 ランダムに構築されるダンジョンに潜り、杖や呪文を手に入れる。杖のスロットにどうやって呪文を入れるかによって、繰り出させる魔法が異なるわけですね。 たとえばヘビのような呪文に毒を付与すれば、うね

          呪文を組み合わせて自分だけの最強マジックを作り出そうと思いきや「じじいのケツ」じゃねーか!『マジッククラフト』

          子供が『マインクラフト』にハマったおかげで助かりました

          これまで子供がいろいろなゲームを遊べるようになったと書きましたが、ついに『マインクラフト』に熱中するようになりました。 現代の子供といえばたいてい『マインクラフト』にハマるもの(と僕は認識しています)。それが我が子にもやってきたわけですが、そのおかげでこんなにも助かるとは思いもしませんでした。

          子供が『マインクラフト』にハマったおかげで助かりました

          バカみてえな量の銃・敵・育成! 間違いなく腹パンになれる“昔話盛り”のようなローグライトFPS

          『ヴァンパイアサバイバーズ(Vampire Survivors)』が流行してからさまざまなコピー作品や後続作品が発売されている。単に真似したものもあれば、独自の魅力を出せているものまでその内容はさまざまだ。 この記事で紹介する『Vampire Hunters』は、育成・収集要素にフォーカスし、とにかくたくさんキャラクターを育成できることに重きを置いたゲームである。同時にジャンルもFPSに変えている。 すると、どうなるか。”昔話盛り”のように、とにかくボリューミーで延々と食

          バカみてえな量の銃・敵・育成! 間違いなく腹パンになれる“昔話盛り”のようなローグライトFPS

          知名度の微妙なゲームを紹介するのがより苦しくなりつつある気がする

          『Finding Frankie』という、マスコット系ホラーとパルクールアクションを組み合わせたゲームを遊びました。 これがすごく良い出来でして、日本メディアでも発表時などに取り上げられているのですが、Steamのレビュー数はあまりふるわず(≒売上もそこまで出ていないと思われる)。 注目されていないわけではないものの、埋もれているというほどでもなく、とはいえ作品の品質を考えたらもっと注目されてもよい……みたいなゲームがインディーでは増えている気がしますね。

          知名度の微妙なゲームを紹介するのがより苦しくなりつつある気がする

          幼い子供にビデオゲームを触らせる作戦⑦類似ゲームで悲鳴をあげる

          これまで「幼い子供にビデオゲームを触らせる作戦」という記事を6つ書きました。今回はその続きです。 以前はホラーゲーム『ポピープレイタイム』にハマっている話をしましたが、それだけで話は終わらず……。親が悲鳴をあげることになっています。

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          幼い子供にビデオゲームを触らせる作戦⑦類似ゲームで悲鳴をあげる

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          幼い子供にビデオゲームを触らせる作戦⑥子供はホラーがお好き

          これまで「幼い子供にビデオゲームを触らせる作戦」という記事を5つ書きました。今回はその続きです。 以前はホラーゲーム『ポピープレイタイム』を子供がプレイするようになったことと、くるまほおばりカービィから『星のカービィ ディスカバリー』にハマった話を書きました。 あれからというものの、子供はすっかりゲーム好きになっています。こちらとしても嬉しい話なのですが、たいへんな側面もありまして。

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          幼い子供にビデオゲームを触らせる作戦⑥子供はホラーがお好き

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          ゲームライターに欠けている「書き手の独立性」

          横田増生の『潜入取材、全手法』を読みました。潜入記者の随筆という感じで特にこれといった感想はないのですが、そういう本ほど書いておかないと忘れるので記録しておきます。 この書籍、最初のほうに「過去の自分に贈る」などと書いているように、まさにそういう内容です。潜入記者になる可能性がある人には役立つでしょう。 とはいえ、読んでいて参考になった部分はいくつかありました。特に注目したのが「書き手の独立性」が重要であると語るくだりですね。そういうの、ゲームライターにはあんまりないです

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          ゲームライターに欠けている「書き手の独立性」

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          ビデオゲームで、これは「人生の無駄だ」とはじめて感じた経験について

          「ゲームは人生の無駄」と言われたら反論する用意はできています。 過去に文春オンラインで書いたように「得るものがいろいろある」と返してもよいですし、単純に昼寝したり酒を飲んだりする行為が無駄でないようにゲームもそれと同じであると言ってもよいでしょう。 とはいえ、そうだとしても「これ無駄だな~~~!」と思ってしまう瞬間はありまして。今日はその話をしましょう。

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          ビデオゲームで、これは「人生の無駄だ」とはじめて感じた経験について

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          『デッドライジング』が「最高のゾンビゲームのひとつ」といえる理由

          2006年に発売されたゾンビ・パラダイス・アクション『デッドライジング』のリマスター版が発売されました(パッケージ版は2024/11/8発売)。 当時遊んだ僕も改めてプレイしたわけですが、やはりこのゲームはゾンビものとして非常に優れているどころか、「最高のゾンビゲームのひとつ」と言える作品だと感じました。 ◆ゾンビものに含まれる「恐怖」と「笑い」本作の主人公は、ジャーナリストの「フランク・ウェスト」。なんらかの事件が発生した街「ウィラメッテ」に駆けつけると、そこはゾンビだ

          『デッドライジング』が「最高のゾンビゲームのひとつ」といえる理由

          『On Criticism』からゲームレビューの行く先を考える

          ノエル・キャロル著作、森功次翻訳の『批評について: 芸術批評の哲学』を読みました。 割と手ごわい本で読むのに時間がかかってます。文章自体はまだ読みやすい部類でしょうが、映画や演劇のたとえが出てくるとそれがわからないので概要を掴むために寄り道……となるケースが多く時間がかかりました。 本作は、「批評とは理由に基づいた価値づけである」と主張したものです。批評家に聞いてみると、これは否定されがちな話だとか。

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          『On Criticism』からゲームレビューの行く先を考える

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          ものすごい低評価となっている『Starfield』のDLC「Shattered Space」は何が問題なのか?

          東京ゲームショウの仕事をようやく終えて、私は深く息を吐いた。幕張メッセの広告で見た『Starfield』のDLC「Shattered Space」をやっと遊べるのだから(東京ゲームショウ期間中、ベセスダの広告が大きく飾られているのである)。 Steamを開いてストアページを見てみると、ユーザーレビューがものすごい悪い。Metacriticは54点(記事執筆時点)とひどい有様だ。 もともと楽しみにしていたのもあるが、評価が悪いと聞いてみればますます遊んでみるほかない。はたし

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          ものすごい低評価となっている『Starfield』のDLC「Shattered Space」は何が問題なのか?

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