いきなりステーキ初挑戦！ 手にしたのは第一三共胃腸薬でした
起きたら昼間だった。裸足でフローリングを踏みしめると、乾いた季節ならではのつるっと滑る感じがする。なんだか喉もちょっとイガイガ。そろそろ加湿器の出番かな。昨年加湿器を使ったあとずっと仕舞いっぱなしなので、開けたらめちゃくちゃカビてたらどうしよう。想像するだけで最悪だ。開けない方がいいか？
先日届いた無印のスチールラックは置きたい隙間にジャストフィットしてくれて一安心。キッチン家電の置き場ができたことでかなりスペースができた。見た目も可愛いので大満足だ。
衣替えついでにもう着なくなった服をまとめて売りに行った。勢いでたくさん売ってしまい、コートがほとんどなくなってしまった。一体何を着て冬を越すつもりなのだろうか。新しいコートを買うための口実を無意識に作っていたのかもしれない。
いざ査定をお願いしたら4時間かかると言われて目がまんまるになった。かなり査定が溜まっているらしい。考えることは皆同じだ。
やっぱりやめるかと内心思ったが、大きく膨らんだIKEAの袋を持ち帰るのは憚られたので空白の4時間を過ごすと決心。ぷらぷらしたりカフェに入ったりしていたところ、査定をずいぶん巻いて進めてくれたようで、実質1時間半くらいで終わった。売り上げは3,000円ちょっと。まあこんなものか。
帰り道、服を売って手に入れたお金で「いきなりステーキ」にデビューしてみた。は〜緊張する。検索履歴から僕の緊張度合いがわかるはずだ。スーツとか着てないけど大丈夫か？
肉の種類からグラム数まで選べるようで、カスタマイズ性がかなり高い。焼き加減も選べるし、なんならドレッシングとか付け合わせもめちゃくちゃある。とんでもないところに来てしまったぜ（笑顔）。
グラム数は150g・200g・300g・400gくらいの刻み方で、調べてみると成人男性がお腹いっぱいになる量が300gくらいだそう。確実に食べ切れそうなのは200gだが、かなり腹ペコだったので思い切って300gに挑戦。これは無謀なのかもしれない。それでも挑戦する心は忘れたくないんだ。物足りないで終わるよりは、高みを目指したい━━。
ステーキが来た瞬間「終わったな」と思った。人生で一番でかいステーキが眼前にある。タウンページくらい分厚い。食欲メーターと食べ切れないかもねメーターが一気に振り切った。
とりあえずかぶりつく。溢れる肉汁と脂身の甘味が口の中に一杯に広がる。ウヒョー！！ 最高！ しばらく無心で肉を口に運ぶマシーンになった。肉を食べるってのはこうでなくっちゃあ！
3分の2ほど食べた段階で「これは食べ切れるな」と勝利を確信していた。しかも無理しての完食ではなく、美味しく完食。あれ、もしかして余裕？ 次は400g以上いっちゃおうかな〜？ 問題なく完食して店を出た。対戦ありがとうございました。食いしん坊ザウルスここにあり。
食欲に対しての慢心はしつつも胃への労りは欠かさない。ちゃんと胃薬も買ったし、明日以降のR1も買った。もう27歳の大人だからね。というかこのドラッグストア、どこにもカゴがない。入り口に戻るのは面倒すぎるので、子どもがどんぐりを抱えるときと同じ方式で運搬した。あの頃どんぐりを運んでいた僕、20年後は胃薬運んでるよ。
この日記を書いている今現在も胃もたれの予兆はない……と思っていたが、さっき横になったらちょっと胃がね、だるい感じがしてしまったね。もう今日は立って寝ることにする。さようなら〜。