我的地球の歩き方 嘉義
2/29から約1週間大学のフィールドワークで台湾の南に位置する嘉義市を訪れた。
今日が帰国日で、嘉義から台北へ移動してきた。この後、学生でお金のない私は、飛行機代を抑えるべく、無駄に香港まで行きトランジットを控えている。
飛行機を待つ間、私は今、路地裏にある小さなブックカフェでPCを開いている。春か夏かわからない気温の台北は、人の熱気のせいなのか無駄に湿気を帯びている。
ということで、嘉義で見たもの知ったことを忘れないうちに、このnoteに記しておこうと思う。
まずは嘉義の大まかな地理的データから。
嘉義は台湾の比較的南側に位置しており、台中台南の間にある。3月は気温差が激しく、キャミソール1枚でいける日もあれば、コートを羽織らなければいけない日もある。旅行に行く際は脱ぎ着のしやすい格好をした方がいい。
街の雰囲気だが、嘉義はそんなに都会ではない。オートバイが所狭しと停められており、歩く時は歩道がない。車道スレスレの道とは言えない部分を歩かなければならなく非常に危ない。ちなみに右車線だ。
昔ながらのお店が乱立しているところもあれば、建物をリノベーションしたおしゃれなカフェやゲストハウスもある。下の写真は私が泊まったホステルの近くにあった朝ごはん屋さんの写真たちだ。
農業都市の嘉義
嘉義の近くにはお茶で有名な阿里山、さらには海にも面しておりとても自然豊かな街だということがわかる。そのようなことから農林水産業でとても有名な都市だ。
嘉義にも夜市
私たちは現地の大学生の案内で街のナイトマーケットにも行くことができた。
文化路マーケットといって大通り一帯が露店で埋め尽くされる。ネオンで装飾された看板はとても賑やかで、活気のいい声がさらに街を彩る。
リノベーションやレトロスペクティブの観点から
嘉義だけにとどまらず、世界各地では古いものに価値を見出して新しくその魅力を生み出すという動きが流行している。嘉義もその動きがしばしば垣間見られる。
この美術館も昔のタバコやお酒の工場をリノベーションしたもので、この色合いは昔から変わっていないようだ。近くには工場の跡地にそのままアートセンターになっている建物もあって、古き良き街並みが広がっている。
編集後記
1週間以上もいた訳なので、こんな記事1ページでまとめられるわけがないのはわかっているのだが、とにかく嘉義は最高だ。ご飯屋は歩けばすぐに美味しい店が見つかるし、適度に田舎で心地がいい。
また、親切な人も多く、困った時に何度も現地の人に助けられた。おもてなしの精神面では、今後接客を生業としていきたい自分にとって多くの学びがあった。
現地の学生には大変お世話になったので、今後日本に来ることがあったらぜひ案内したい。おいでね。