【事】参考図書2019年11月
11月参考図書のテーマは「経済」です。壮大なテーマですが、古典に触れるもよし、身近な経済に触れるもよし。気になる1冊を読んでみてください。
No.1 : 現代語訳 論語と算盤
■推薦コメント(yama)
今話題の人、渋沢栄一。
経済や経営と言うと道徳的観点を忘れがちですが、道徳なきところに経済なし、ととなえるその言質には、日本人らしく素晴らしい視点が多くあります。
論語に基づく道徳とビジネスの話。
道徳(論語)と経済(ビジネス)、その両面を学ぶことができる、日本経済(経営)の古典的名著ですから是非にっ!!
No.2: 全国民が読んだら歴史が変わる 奇跡の経済教室【戦略編】
■推薦コメント(masa)
なぜ日本の経済政策が失敗し続けているのかを、心理学や社会学を用いて解説しています。官僚や政治家が間違った政策を続ける理由がかなりわかりやすく書かれています。
人口減少と経済成長とは関係がないこと、人口減少は経済政策で止められること、そしてそもそも日本は財政危機ではないこと、こうした真実を広めることを目指している本だと思います。事実を受け止め思考するのには良い本だと思います。
No.3: 実践 行動経済学
■推薦コメント(mami)
行動経済学の入門書と言われている本。行動経済学とは、より人間の心理的、感情的側面に即した分析を行う経済学のこと。
我々の日常は選択の連続である。とすれば、ベストな選択をするべき。しかし、人は、非合理的な選択をする生き物である。
そのような前提に立った上で、人々が、賢く選び、より良く生きられる社会を作るにはどうしたらいいか?というヒントが書かれている本。
壮大に聞こえるかもしれないが、身近なところへの応用がしやすいのが行動経済学の良い点かもしれません。
【かいたひと】
SQ-SALON事務局
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