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雑談 ロマン・ポランスキー監督 映画『ローズマリーの赤ちゃん』
ロマン・ポランスキー監督の「ローズマリーの赤ちゃん」
2回観ています。
以下、内容に触れますので
まだ観ていない方はご注意ください🍀
一度目で気がつかなかったシーンが2、3あります。
2回目で気がついたとき、意味が分かって
ぞっとしたり、驚いて飛び上がりそうになったシーンがあります。
それは…
🔷アパートの前住人の書き残した文章
手紙、メモ、「書き置き」が残されていたこと。
「わたしは、もうあの人たちの仲間でいたくない」
あの人たちとは恐怖の隣人とそのお仲間集団のことです、よね。
書き置きを見る可能性のある人、
次の住人へ
命懸けの警告をしたのでしょうか。
🔷恐怖の 隣人のマダムのファッションです。
真っ赤っ赤なレザーの帽子を被っていて
それが画面いっぱいに映っていたこと。
そもそも、隣人の老女は、場違いな程のド派手な服装をしていたので、真っ赤な帽子に気がつきませんでした。
禍々しいほどに赤い革の意味はなんでしょうか。
ローズマリーの赤ちゃんのテーマのひとつは
ナチスのしてきた迫害行為だと思います。
ナチスのした恐ろしい行為として、
人間の革をなめして、
ランプシェードにしたり、本の装丁にしたり
強制収容所の看守が気に入った刺青をしていた収容者は、その皮膚をコレクションされた
といわれています。(看守の妻 イルゼ・コッホの所業)
三島由紀夫の小説「美しい星」に
ランプシェードや人間の脂から作った石鹸の話が出て来ました。
「美しい星」は究極の悪とは何か
を問いかける作品です。
革の話は本当の話なのか捏造か
議論になっていたりするようですが
近年 人の革で装丁された本が骨董市でみつかりそれは強制収容所で作られたものだと
特定されたことがニュースなっていました。
🔷 隣人らは悪魔崇拝をし、薬物を使い、生け贄となる若い女性を見つけては、乱交をしている結社のような集団です。
その中に、首からカメラを下げたメガネをつけた東洋人がいます。ザ日本人という風貌です。
…やっぱり日本人、いるんだなと思いました。
今日は、2回目観たときに気がついたことを書きました。
(ローズマリーの赤ちゃんは、深いメッセージのある作品だと思います。
またいつか、感想を書いてみたいです。)
昨日の夜、ローズマリーが悪魔集団に襲われたときに、肌に変な模様を描かれていたなと思い出していました。
その時に、パリ・オリンピックの演出をしたという人物の肌に書かれた模様を思い出してしまいました。
本当に笑えない。不気味な演出でした。
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